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2016/12/18 01:01
香港国際競走 結果分析5 (香港マイル)
- 7 R
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香港マイル(G1)
2016年12月11日 0回シャティン0日目
着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 単勝 | 人 気 |
馬体重 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | ビューティーオンリー | セ5 | 57 | パートン | 1:33.48 | 5.3 | 4 | 計不 | [外] クルーズ | ||
2 | 6 | ヘレンパラゴン | 牡4 | 57 | ボウマン | 1:33.5 | 1/2 | 25.5 | 8 | 計不 | [外] ムーア | |
3 | 14 | ジョイフルトリニティ | セ4 | 57 | モッセ | 1:33.6 | 1/2 | 68.9 | 9 | 計不 | [外] ムーア | |
4 | 2 | コンテントメント | セ6 | 57 | プレブル | 1:33.6 | クビ | 23.9 | 7 | 計不 | [外] サイズ | |
5 | 3 | ロゴタイプ | 牡6 | 57 | M.デム | 1:33.6 | アタマ | 6.7 | 5 | 計不 | [東] 田中剛 | |
6 | 1 | エイブルフレンド | セ7 | 57 | モレイラ | 1:33.7 | 3/4 | 4.3 | 2 | 計不 | [外] ムーア | |
7 | 12 | サトノアラジン | 牡5 | 57 | 川田将雅 | 1:33.8 | クビ | 3.7 | 1 | 計不 | [西] 池江泰寿 | |
8 | 11 | ロマンチックタッチ | セ6 | 57 | チャドウ | 1:33.9 | 3/4 | 106.8 | 11 | 計不 | [外] クルーズ | |
9 | 7 | ネオリアリズム | 牡5 | 57 | ムーア | 1:34.0 | 1/2 | 4.8 | 3 | 計不 | [東] 堀宣行 | |
10 | 10 | クーガーマウンテン | 牡5 | 57 | D.オブ | 1:34.0 | アタマ | 174.2 | 12 | 計不 | [外] オブライ | |
11 | 4 | ジャイアントトレジャー | セ5 | 57 | スミヨン | 1:34.0 | クビ | 83.7 | 10 | 計不 | [外] ギブソン | |
12 | 13 | サンジュエリー | セ5 | 57 | デソウサ | 1:34.2 | 3/4 | 11.7 | 6 | 計不 | [外] サイズ | |
13 | 9 | ビューティーフレーム | セ6 | 57 | リョン | 1:34.5 | 2.1/2 | 188.3 | 13 | 計不 | [外] クルーズ | |
14 | 8 | パッキングピンズ | セ6 | 57 | ギュイヨ | 1:35.0 | 3 | 275.8 | 14 | 計不 | [外] |
香港マイルの枠順を見た瞬間には戸惑いが大きかったです。
内枠に香港勢。中枠に外国勢。そしてまた外枠には香港勢と、
あまり見た事が無い配置だったからです。
国 ゲート番号
香 1
日 2
香 3
香 4
香 5
香 6
愛 7
日 8
日 9
香 10
香 11
香 12
香 13
香 14
ですから、いろいろな仮説が成立し得て、私の中ではレースを見ないと
「本当のゲートの有利不利は、外枠有利以外は確信はできないな」というものでした。
それでもきっと中枠不利だろうという思いで予想を展開しました。
結果は、1着13ゲート、2着5ゲート、3着11ゲートでしたから、中枠不利の読みは当たりでしたね。
予想での評価判断は、枠とグラフの2つのみで行いました。
それでいて枠評価は当たりなのですから、問題はグラフ評価がズレたという事です。
時計の出方や、枠バイアスなどは、例年とそんなに違わないようですから、
あとはグラフのズレが生じる理由は、ラップと思われます。
香港マイルラップ
2016’馬場状態:Good 24.48 - 22.54 - 23.01 - 23.45 Mペース
2015’馬場状態:Good 24.58 - 23.22 - 23.44 - 22.68 Sペース
2014’馬場状態:Good to Firm 23.92 - 23.50 - 23.72 - 22.35 Sペース
2013’馬場状態:Good to Firm 24.75 - 22.95 - 22.95 - 22.95 Mペース
2012’馬場状態:Good 24.88 - 22.91 - 23.30 - 23.03 Mペース
※テンは"1.2秒"差し引いてペースは判定する。
ペースはそんなに違いませんけど、今年は僅かに意味が違うという事でしょうかね?
同じMペースの2012年、2013年と、細かくテン2Fと上がり2Fの差を比較してみます。
※比較でもテンは1.2秒差し引き補正をします。
2016年 テン23.28 上がり23.45 テン-上がり= -0.17
2013年 テン23.55 上がり22.95 テン-上がり= 0.6
2012年 テン23.68 上がり23.03 テン-上がり= 0.65
結論から言うと、今年だけ厳しい流れでした。
でも日本的な感覚では、今年のペースがG1としては正常で、例年がMペースでも緩かったですね。
緩い理由もタフな馬場でゆったりしたコース形態だから、そうなっていたので必然なのでしょうけど
今年はそこまでゆったりでは無かった。
そういう訳で1〜3着まで外からの差し追い込み馬が独占。
1〜3着馬グラフ
スピ2 スタ6 パワー6 底力5 瞬発1 1着ビューティーオンリー
スピ3 スタ10 パワー7 底力8 瞬発2 2着ヘレンパラゴン
スピ9 スタ3 パワー6 底力3 瞬発3 3着ジョイフルトリニティ
1〜3着馬の適性グラフには、そこまで共通した傾向はありませんから
ゲート番号と差し追い込み脚質で着順が決定された面が強いでしょう。
1・2着馬は、スピード少なくスタミナ多目な馬なのは、
日本ではG1としては緩いくらいのラップでしたが、沙田ではバテる程のペースだったのが
窺い知れるのではないでしょうか。