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2017/02/27 22:14
中山記念
着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | タイム | 着差 | 人 気 |
単勝 オッズ |
厩舎 | 馬体重 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 1 | ネオリアリズム | 牡6 | 57.0 | Mデムーロ | 1:47.6 | 3 | 7.1 | (美浦)堀 | 514(+15) | |
2 | 5 | 5 | ○地サクラアンプルール | 牡6 | 56.0 | 横山典 | 1:47.7 | 3/4 | 8 | 45.3 | (美浦)金成 | 484(+4) |
3 | 7 | 9 | ロゴタイプ | 牡7 | 58.0 | 田辺 | 1:47.8 | 1/2 | 7 | 15.2 | (美浦)田中剛 | 498(+4) |
4 | 6 | 7 | アンビシャス | 牡5 | 57.0 | ルメール | 1:47.8 | クビ | 1 | 2.3 | (栗東)音無 | 466(0) |
5 | 3 | 3 | ヴィブロス | 牝4 | 54.0 | 内田博 | 1:47.9 | 1/2 | 4 | 8.3 | (栗東)友道 | 424(+10) |
6 | 7 | 8 | ツクバアズマオー | 牡6 | 56.0 | 吉田豊 | 1:48.1 | 1.1/4 | 5 | 10.6 | (美浦)尾形充 | 482(+2) |
7 | 8 | 10 | ヌーヴォレコルト | 牝6 | 54.0 | 岩田 | 1:48.1 | ハナ | 6 | 13.8 | (美浦)斎藤誠 | 460(-5) |
8 | 4 | 4 | リアルスティール | 牡5 | 58.0 | 戸崎圭 | 1:48.3 | 1.1/4 | 2 | 3.5 | (栗東)矢作 | 502(-4) |
9 | 2 | 2 | マイネルミラノ | 牡7 | 56.0 | 柴田大 | 1:48.6 | 1.3/4 | 9 | 63.4 | (美浦)相沢 | 486(+6) |
10 | 6 | 6 | ヒラボクディープ | 牡7 | 56.0 | 北村宏 | 1:48.6 | ハナ | 11 | 243.3 | (美浦)国枝 | 508(-4) |
11 | 8 | 11 | クリールカイザー | 牡8 | 56.0 | 石川 | 1:48.8 | 1.1/4 | 10 | 174.8 | (美浦)相沢 | 494(+2) |
払い戻し
-
単勝 01 710円 3人気 複勝 01
05
09310円
910円
440円5人気
8人気
7人気枠連 01 - 05 14,010円 22人気 馬連 01 - 05 14,300円 26人気 ワイド 01 - 05
01 - 09
05 - 093,920円
1,380円
5,500円27人気
15人気
32人気馬単 01 → 05 22,790円 48人気 三連複 01 - 05 - 09 52,870円 69人気 三連単 01 → 05 → 09 315,300円 386人気
しかも、1回中山芝Cコース → 2回中山芝Aコース替わりなので
馬場の何処が伸びるか、或いはフラットなのかを、実際のレース傾向から考えればいいだけだ。
ひとつ前の日記に画像で示した通りで、中山記念までの内周りレースは、
4角曲がり終え地点で「0.4秒以内 & 内から4頭目」付近が1着している傾向だった。
最近の中央芝の傾向として、開幕週は外差しが決まるというパターンはよくある事で
先週の中山芝内も、それに近い馬場バイアスが発生したという事でした。
だから、そのポジションに居そうで、尚且つ、そのポジションを獲りに行けるだろうと判断した
リアルスティールが有力だと考えました。
しかし、実際のレースでは、リアルスティールはポジションも微妙に獲れずでしたし、
「0.4秒以内 & 内から4頭目」付近の馬では無い決着でした。
そうなってしまった原因は、
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ハロンタイム 12.6 - 12.2 - 12.6 - 12.9 - 11.1 - 11.6 - 11.6 - 11.3 - 11.7
テン 4F 50.3 - 3F 37.4 上り 4F 46.2 - 3F 34.6
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流れが殺人的なスローで、内を通った馬しか好走できない展開になってしまったからです。
一応、比較対象として同日の同コース未勝利戦を見ますと、テン4Fが48.9秒ですから、
そのスローぶりが半端じゃ無かったか解ります。
(因みに、その未勝利戦の逃げ馬は2着でした)
じゃあ逃げ先行馬の騎手達、或いはそれらに指示を与えたかもしれない陣営らが
何故、超スローという戦術を選択するに至ったのかと考えれば
内から4頭目=馬場の中目が伸びるバイアスに対抗してかも知れません。
中目を回ったのでは差し届かない様な流れを作って、この日の馬場的に有利な
中目からのチョイ差しを封殺してやろうという意図だったと想像するのが自然ではないでしょうか。
この戦術には、スローという性質上どうしても仕掛けた側にも弱点が生まれます。
早目のマクリです。
実際に、向こう正面の残り1000m地点で先行馬であるネオリアリズムとマイネルミラノは
逃げるロゴタイプを交わしてしまいます。
(交わされた時点でロゴは連対不可能となりますが、G1馬で中山芝2000m皐月賞馬ですから
そこを考慮して1着だけは無くなったとしましょう)
正直、ロゴの田辺騎手が内から交わされてしまったはお粗末でしたが、
ロゴタイプは決め脚が劣る馬なので、再び4角を曲がり終えた地点では先頭を奪い返す
マクリを打ったのは良かったと思います。
(これで逃げていたマイネルミラノは負け確定)
問題は先行馬のネオとマイネルが早めに仕掛けていたのに後ろの馬達が動くのが遅かった事。
でも、1番人気アンビシャス、2番人気リアルスティール、4番人気ヴィブロス、6番人気ヌーヴォレコルトは、
ディープインパクト産駒ですから、スローの決め脚勝負に徹する事に勝機を見出したのかも知れませんね。
そう考えると騎手のボーンヘッドでも無いように思えます。
ラスト1000mを速いラップで走り続けるというのも適性に合わなかったでしょうし。
因みに、ツクバアズマオーは超スローで差しの位置取りの時点で連対は不可能。
35秒台の上がりでこその馬ですから。