ベルモントステークス　４

今回のベルモントステークス出走馬で一番血統的にスタミナ豊富なのは日本馬のエピカリスです。

（スタミナ適性が有利に働くかは過去傾向からは疑問ですが）

日本のダート中距離馬というのは、芝スピードが劣る鈍足でパワー過多な、まるでヨーロッパ血統のような
適性の馬も結構います。エピカリスはそのタイプです。
もし差し馬だったら凱旋門賞でも良い勝負をするかも知れないですね。


ところで、アメリカの関係者や出走馬の陣営とジョッキーは、日本馬に優勝される事を良しとするでしょうか？？？

恐らく彼らが絶対に勝たれてはいけないと考えるのが、エピカリスなのだと私は考えます。

アメリカ人は、お金と命の次に、名誉を重視します。
しかも、今回は大きな賞金が掛かったレースですから、お金面でも微妙に関連すると言えます。

大事な大事な名誉とお金を日本になど渡したりはしません。

枠順からエピカリスには厳しいモノが用意されるのは必然だと思います。
逃げ馬エピカリスにとって最も不都合な枠は、私は２つあると思いました。

１つは、最内でスタート直後に素早く被される。これで揉まれてアウトです。

もう１つは、外枠。逃げるのに脚を余計に使うし、内から速い馬がハナを奪いやすいので
逃げられない確率が上がり、下手すると外を回らされて距離ロスまでありえます。

今回は11番で外枠に入れられましたね。

私だったら大外のアメリカ馬には逃脚質の馬を配置して、エピカリスがハナに立ったとしても
直後に外から被せるように競り掛けて、ハナを強引に奪う事まで考えますが、
前走と前々走のVTRを観たら、大外のパッチは差し馬ですね。
エピカリスが揉まれる危険性はこれで少ないと思います。

後は外回されるか、逃げや番手を取れたら早目に潰しに来られるのは避けられないと思います。
道悪馬場なら一発がありそうで怖いですけど、それ以外では私は人気なら買いたくないです。
ベルモントSこそ、日本の芝馬に向いているという持論もあるので。


ベルモントS評価

　◎ゴームリー
　○ミーンタイム
　△タップリット
　△ジェイボーイズエコー
　押シニアインベストメント
　押ツイステッドトム
　押アイリッシュウォークライ
　押マルチプライヤー
　押パッチ


３連単ﾌｫｰﾒｰｼｮﾝ

　３→１、２、４、７、８、９、10、12→１、２、４、７、８、９、10、12


馬券はこんな感じで。


---つづく---