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2017/06/10 15:05
ベルモントステークス 6
ゲート 番 |
馬番 | 馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 厩舎 | 予想 オッズ |
人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | セ3 | 57.0 | カステリ | ブラウン | 14.6 | 6 | |
2 | 2 | 牡3 | 57.0 | Jオルテ | プレッチ | 6.1 | 4 | |
3 | 3 | 牡3 | 57.0 | エスピノ | シフレス | 6.8 | 5 | |
4 | 4 | 牡3 | 57.0 | アルバラ | ローマン | 123.5 | 11 | |
5 | 5 | 牡3 | 57.0 | ジェルー | スチュワ | 144.8 | 12 | |
6 | 6 | 牡3 | 57.0 | Iオルテ | アスムッ | 3.8 | 2 | |
7 | 7 | 牡3 | 57.0 | マラージ | モーショ | 4.0 | 3 | |
8 | 8 | 牡3 | 57.0 | ヒル | マクピー | 15.6 | 7 | |
9 | 9 | 牡3 | 57.0 | スミス | リンチ | 36.9 | 8 | |
10 | 10 | 牡3 | 57.0 | ロザリオ | ウォルシ | 57.1 | 10 | |
11 | 11 | 牡3 | 57.0 | ルメール | 萩原清 | 3.1 | 1 | |
12 | 12 | 牡3 | 57.0 | ヴェラス | プレッチ | 52.5 | 9 |
JRA公式サイトにあった ベルモントSの現地リポート
http://www.jra.go.jp/keiba/overseas/race/2017belmont/report4.html
>前日(7日)の夕方、ベルモントパーク競馬場入りしたのがゴームリー(牡3歳、J.シレフス厩舎)だ。
>管理するシレフス調教師は無事に輸送をクリアしてくれたと胸をなで下ろし、冗談を交えて次のように言った。
> 「サンタアニタからの輸送だけど非常にスムーズにいったよ。
>若い馬なので輸送による疲れもないようだし、(西海岸と東海岸では)3時間の時差があるけど
>時差ボケもしていないようですよ(笑)」
ゴームリーは、長時間輸送が必要な西海岸所属の馬だったのですね。
7日に到着してますから、前日輸送ならぬ3日前輸送ですね。
私はアメリカ競馬には詳しくないですが、私の拙い知識から、アメリカ競馬の全容を想像してみます。
※ここからは私の想像なので、大きく間違っているかもしれませんし、
基礎知識にも間違いがあるかもしれません。
あくまで、個人的なアメリカ競馬を独学で学ぼうという試みです。
アメリカ合衆国は広大です。
州が集まって作った合衆国なので、イメージとしては、州=国で、アメリカは国の統合体。
ユーロ圏みたいな国家の集まりと考えて良いのだと思います。
州=国家なので、州は独立性を持っています。
例えば、法律は州毎に持ちますし、軍隊も合衆国とは別に、州軍というモノが存在します。
州軍にはアメリカ合衆国が州との約束に反して暴走した場合には、合衆国を叩く役割があります。
アメリカ国民は国家に忠誠を誓う愛国心がある一方で、国家を信用はしていないのです。
競馬の場合も、各地に競馬場が無数にあって、各地域のやり方で競馬場が運営されているようです。
競馬場の経営者も日本で言うと地方競馬のような感じで、それぞれが独自に運営しているらしいです。
日本の地方競馬は競馬法に一方的に従わなければならないですが、アメリカの場合はもっと
自由度が高く発言権も強いと想像します。カジノオーナーや、プロ野球チームのオーナーの様な
イメージで良いのではないかと。
今回、古いアメリカの競馬本を読み直したのですが、
(アンドリュー・ベイヤー著 「勝ち馬を探せ!」という本です)
アメリカの競馬場が書いてある地図を見たら、多くの場合、競馬場は近くに2〜3箇所で
固まって存在するのです。(本当にはどの位の距離なのか広大なので疑問ですが)
これは直ぐに理由がピンと来ました。
州や地域などの区分けで競馬運営されているので、きっと、馬場のメンテナンス時期には
別の競馬場で競馬を開催するという持ち回りシステムを各地域で行っているのだと思います。
地域で競馬システムが完結しているので、各地域にG1があって、そこで地域の最強馬が決定される。
だからアメリカには無数のG1競走が存在しているのだと思います。
日本の地方競馬にも、各競馬場に最強馬決定戦レースがきっと存在するでしょうから、
それの豪華版がアメリカ競馬の地域性ではないでしょうか。
ラン・フォー・ローゼス 薔薇への出走する道
ケンタッキーダービーは、優勝馬に薔薇のレイを掛ける事から、ケンタッキーダービーへと到る路線を
ラン・フォー・ローゼスと呼んでいます。
全米中から、各地域のダービーを優勝したチャンピオン馬が集結するのです。
フロリダダービー、イリノイダービー、アーカンソーダービー、、、、、、
たくさんのダービーが各地にあり、それらダービー馬の最終決戦がケンタッキーダービーとなるシステムです。
日本の地方競馬にもきっと荒尾ダービーとか中津ダービーとか岩手ダービーとか各競馬場にあるのでしょうね。
(知りませんけど、きっとある筈)
でもJRAには中山ダービーとか中京ダービーとかはありませんね。
私はどちらのシステムにも一理あって良いと思います。
最近では、そのケンタッキーダービーへの道もワールドワイド化を推進しているとかで
UAEダービーと、日本のカトレア賞&ヒヤシンスSが組み込まれたとニュースでみました。
今後も世界中にトライアルが増えるのかも知れませんね。
なんと言ってもケンタッキーダービーは現在でも20頭まで出走可能ですから。
そういう訳で、全米中から各地のダービー馬が集まる事 = 遠距離輸送 も意味すると
ゴームリーの輸送の話を読んでいて気付きました。
---つづく---