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2017/06/10 15:12

ベルモントステークス 7


そういう訳で、全米中から各地のダービー馬が集まる事 = 遠距離輸送 も意味すると
ゴームリーの輸送の話を読んでいて気付きました。



ケンタッキーダービーの開催されるケンタッキー州って、アメリカのどの辺だろう?
トライアルが開催される競馬場とはどの位離れているんだろうか?とか調べてみたくなりました。

※画像地図参照

地図は雑に私が書いたモノですが、大体のイメージを掴める出来にはした積もりです。

これで解ったのは、私が本命にしたゴームリーは特別遠い地域からニューヨークへの輸送だったのですね。
輸送は上手く行ったと調教師は言ってますが、そんな事よりも意外だったのが、前走のケンタッキー州から
ニューヨークへ直接乗り込まずに、一旦、地元へ戻っているという事です。

多分、何か遠征にもルールあるのかも知れないですね。
反面ではそこまでの遠距離輸送で挑戦するほど陣営にはヤル気があるとも取れますけど。


ここからは完全な憶測ですが、
きっとアメリカの各地域の競馬団体は仲が悪いような気がします。
勿論、個別地域で考えたら商売敵でもあり、逆に、アメリカ競馬という視点では運命共同体でもあり
いろいろなジレンマを抱えてはいるでしょうけど、結局、うちの地域こそがアメリカ最強馬を出してます
という切磋琢磨がなされているので、仲良く喧嘩している状態だと考えます。

きっと、馬産地も各地にあって
(カナダにもありますよね。日本では北海道・英国ではアイルランド的な意味合いでしょうか?)
各地で自慢の種牡馬を共用して競っているかも知れません。

お金第一主義のアメリカの事ですし、馬産地には地域格差が生まれて、社台系と日高のように
貧富の格差が大きそうですね。
世界的に観てもクールモアやダーレーが圧倒的な資金力で支配していますし、アメリカも例外ではないでしょうし。

そういう憶測をした時、思い出したのが、アメリカ合衆国の地域格差の実態です。

アメリカ人の深層心理には、自分の州を誇りに思う郷土愛がある反面で、他所の地域は快く思わない人情があります。

最近では、アメリカを支配しているウォール街は、アメリカ中の貧困層や田舎地域から拝金主義だと蔑視されています。
逆に、ウォール街の連中は田舎は自分たちの金融資本を生成する道具くらいに考えています。
そのウォール街の人々がコンプレックスを抱くのがIT系のメッカであるシリコンバレー。
シリコンバレーの成功者は身なりはTシャツにGパンですが(ビルゲイツ、スティーヴジョブズなど)
金融と生産の両方を自分でやってのけるエリート。
ただ単に数字の取引でしかないウォール街の人からすると自分達が劣っていると感じるのでしょう。

シリコンバレーは、元は技術を得たヒッピーですから、1970年代のヒッピーや宗教に対して
コンプレックスに近い崇拝があるようで、、、、、人間の心なんて満たされたら次が欲しくなるので
他者を貶めることで自分を正当化する動きは、尽きる事はないのでしょうね。

日本人はアジアや中東やアフリカを低く見ていて、白人にコンプレックスがあるように思えますし。

だいぶ大筋からは逸れましたが、ケンタッキーダービーは地域対抗戦でもあると考えます。

そして、ベルモントSもその延長戦なのでしょうね。
だからJRA公式にも

出走馬情報
http://jra.jp/keiba/overseas/race/2017belmont/horse.html

>西海岸の大将格としてケンタッキーダービー(G1)に向かいましたが

ゴームリーの紹介に西海岸の大将格という書き方がされてます。


アメリカ西海岸、東海岸、中央部、どれがJRAで言うところの、栗東>美浦>美浦北 という格差にあたるのか
私には解らないですが、きっとレベルにも格差がありそうですね。


ためしに
過去の北米クラシック優勝馬のデビュー地から想像してみましょうか。


---つづく---

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