宝塚記念　３

JRAは、というか、あらゆる主催者団体は多数の抗議には弱いです。

しかも、今回の件はグレーゾーンとは言え、JRAが錦の御旗とする　公正競馬（笑）　に疑義を挟む出来事でした。

私がJRA幹部なら、サトノ馬主と外人二人を呼んで、即刻、事情徴収です。
そして、日本ではラビットはご法度だという説明や、次も怪しい動きがあったら
どういう厳しい裁定が下されるか解らないぞとまで通告しますね。

そういう私の中での勝手な読みがあるので、大阪杯と天皇賞春のキタサンｖｓサトノ馬は、
２頭の勝敗は解らないですがキタサンがサトノ馬にだけは１００％邪魔されないで道中走れるのは読めました。

JRAから注意されてる筈ですから。
あと大阪杯のルメール鞍上のマカヒキも道中までは、キタサンにはちょっかいを掛けないと解ってました。


余計な話ですが、
キタサンはサトノ馬以外になら競り掛けられる確率はあるので、そうなると今年の天皇賞春は負けていたでしょう。

しかし、誰も大阪杯と天皇賞春でキタサンブラックには競り掛けませんでした。

これは忖度が他の騎手に働いたと考えられます。

他の騎手達は、こう考えた筈です

　有馬で武豊が１番人気だったがコンビ作戦で僅差２着に敗れる
　　　↓
　JRAがコンビ作戦をやった連中に警告を発する
　　　↓
　次に人気の武豊にG1で競り掛けたらJRAに睨まれるし、またマスコミが黙ってないかも


こう考えても不思議ではありません。あくまで私の想像ですが。
これが成り立つのは、G1で厳しいペースで先行する有力馬が存在しない場合のみでしょうけどね。
ちゃんとした武豊に競り掛ける理由があるのならば、JRAもマスコミもファンも納得するのですから。

でも、訳の解らぬ人気薄の馬が武豊に無謀な競り掛けをしたら、有馬の疑惑の再来になります。
だからどうしても逃げたい馬の場合、武豊に競らないように素早くハナを切って逃げる以外は
なかったのだと大阪杯と天皇賞春ではレース後に思いました。


まとめ
そういう武豊に道中では競り掛け辛い現状で、他の陣営はあまり勝機を見出せなかったのかも知れません。
個人的には、入着賞金だって美味しいので出なきゃ損だとは思いますけどね。


---おわり---