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2017/06/28 22:23
宝塚記念レース後のコメントを読んでみた 1
着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | タイム | 着差 | 人 気 |
単勝 オッズ |
厩舎 | 馬体重 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | 11 | サトノクラウン | 牡5 | 58.0 | Mデムーロ | 2:11.4 | 3 | 9.0 | (美浦)堀 | 488(+10) | |
2 | 2 | 2 | ゴールドアクター | 牡6 | 58.0 | 横山典 | 2:11.5 | 3/4 | 5 | 12.7 | (美浦)中川 | 488(-6) |
3 | 7 | 8 | ミッキークイーン | 牝5 | 56.0 | 浜中 | 2:11.7 | 1.1/2 | 4 | 10.4 | (栗東)池江 | 448(+8) |
4 | 6 | 6 | シャケトラ | 牡4 | 58.0 | ルメール | 2:12.0 | 1.3/4 | 2 | 8.5 | (栗東)角居 | 510(+2) |
5 | 6 | 7 | レインボーライン | 牡4 | 58.0 | 岩田 | 2:12.3 | 1.3/4 | 7 | 23.8 | (栗東)浅見 | 444(+2) |
6 | 1 | 1 | ミッキーロケット | 牡4 | 58.0 | 和田 | 2:12.3 | アタマ | 8 | 32.5 | (栗東)音無 | 478(-2) |
7 | 3 | 3 | スピリッツミノル | 牡5 | 58.0 | 幸 | 2:12.6 | 1.3/4 | 9 | 110.5 | (栗東)本田 | 506(+10) |
8 | 5 | 5 | シュヴァルグラン | 牡5 | 58.0 | 福永 | 2:12.6 | ハナ | 6 | 12.7 | (栗東)友道 | 470(+2) |
9 | 8 | 10 | キタサンブラック | 牡5 | 58.0 | 武豊 | 2:12.7 | 1/2 | 1 | 1.4 | (栗東)清水久 | 542(+6) |
10 | 4 | 4 | クラリティシチー | 牡6 | 58.0 | 松山 | 2:12.9 | 1.1/4 | 11 | 188.5 | (美浦)上原 | 492(-6) |
11 | 7 | 9 | ヒットザターゲット | 牡9 | 58.0 | 川田 | 2:13.2 | 1.3/4 | 10 | 167.1 | (栗東)加藤敬 | 518(+4) |
払い戻し
-
単勝 11 900円 3人気 複勝 11
02
08480円
550円
450円5人気
6人気
3人気枠連 02 - 08 710円 5人気 馬連 02 - 11 5,250円 17人気 ワイド 02 - 11
08 - 11
02 - 081,500円
1,170円
1,060円18人気
14人気
12人気馬単 11 → 02 10,330円 30人気 三連複 02 - 08 - 11 10,670円 29人気 三連単 11 → 02 → 08 70,420円 160人気
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【宝塚記念レース後コメント】サトノクラウン M.デムーロ騎手、堀宣行調教師ら
http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=123288
8着 シュヴァルグラン(福永騎手)
「逃げるのもありかと思っていました。スタート良く、馬なりで行けました。
ペースは楽でしたが、ペースアップした時に向正面で脚を取られてしまいました。
残念でしたが、先行力がついたことにずいぶん進歩したと思います。
競馬の幅が広がったと思います」
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私がどういうコメントをするのか見たいなと、気になっていたのは福永騎手。
90%くらいの確率で今回は自然と後方の位置取りから大外を回して追い込むだろうと
考えていたのですが、実際のレースではハナを切る作戦で来て驚きました。
2chで、福永騎手が逃げた事に批判的な意見も少しあるようですが、
私は今回の逃げ作戦は評価します。
(番手ならもっと良かったとも思いますが自然と主張してないのにハナになったのだから、それは仕方ない)
血統的には、シュヴァルは「追い込み」と「逃げ」で激走する確率が高い馬です。
父のハーツクライは以前に日記でも書きましたが、追い込み一手から、突如、先行して有馬記念優勝。
逃げでドバイシーマクラシックも勝っています。
母父のマキャベリアンも、ヴィクトワールピサがドバイWCで最後方から早目に番手まで押し上げる競馬で
勝っているように先行して能力全開の血統です。
そういう血統の適性面から、予想段階では「前」と「凄く後ろ」の位置取りで怖い馬だなと考えて
でも福永騎手が先行するだろうか?武豊を盛り立てる生き甲斐の観点からは
逃げるキタサンに対してハナを叩く事は有り得ない。
先行した場合も、枠の関係で内に福永、外に武豊となる確率が高いので、そうなると
福永は自然な形で武に位置取りを譲ろうと下げる確率が高い。
シュヴァルは前走天皇賞春で初角5番手。(今、考えると結構積極的ですね)
よって3200m→2200mと距離が短くなる今回は自然と7番手以下とかになるんじゃないかとも
考えましたし、そもそも福永騎手は先行より差し追い込みを、インコースよりアウトコースを好むので
総合して考えて90%くらいの確率で追い込みだろうと考えました。
宝塚記念では、シュヴァルグランは生涯で初の逃げ戦法。
私も、そして競馬ファンの殆どが驚いたと思いますが、上で書いた通り間違った戦術ではありませんでした。
でも福永騎手らしくないと私は考えたので、レース後のコメントで馬主か陣営からの指令が先行しろという
ものであったと発言するかもと考えました。
しかし、私の想像はまたハズレました。
>逃げるのもありかと思っていました。
福永騎手は、騎乗ミスした場合に妙な言い訳で自己弁護するタイプではありますが、
自分の評価が下がるようなウソ発言はしないので、この言葉は信用して良さそうです。
でも、妙なコメントもしていて
>馬なりで行けました
これは違っていて、スタート直後に福永騎手は右手でだけハミ掛けをキュッと入れて馬へ合図を送っています。
こういうGoサインを入れないで走る事を「馬ナリ」と言いますから、一応、変なコメントですね。
別にガシガシ手綱をしごいてハナを奪ったとかじゃないので、コメントがウソだと騒ぐ必要はないですが、
内へ行こうという意図でもあったからなのかな?
別に誰も興味ないかもしれないですが、逃げ適性があるシュヴァルが負けた理由も書いておきましょう。
突然の逃げには戸惑わない馬(普通、大多数の馬はG1で突然逃げると戸惑って負けます)なのですが、
逃げ馬にとってはかなり厳しい展開でした。
ルメール&サトノが向こう正面でキタサンを突く。するとキタサンは焦って前へ前へと上がって行く。
キタサンは前を行くシャケトラに並び掛ける、シャケトラもキタサンに抜かれまいと前進する。
そのシャケトラが逃げる福永&シュヴァルに競り掛ける形になって、シュヴァルには苦しい展開でしたね。
というか、サトノの動きで先行馬3頭は全て苦しくされました。
---つづく---