宝塚記念レース後のコメントを読んでみた　３

○競馬関係者のコメントは信用できない。　が、信用できる場合も稀に存在する

以前にも、同じ事を日記に書いた記憶があるのですが、以前の日記を探しても
見つけ切れなかったので、改めて同じ趣旨を書こうと思います。

最初にURLをコピーしたネット競馬ニュース記事では、凄い長文で調教師さんがコメントされてます。

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【宝塚記念レース後コメント】サトノクラウン M.デムーロ騎手、堀宣行調教師ら
http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=123288

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内容も濃くて読み応え十分ですが、この調教師さんは普段からコメントを沢山話してくれている
可能性もあります。でも読者も長文を読むにはテンションが高くないと疲れてしまうし
記事の文字制限だってある事ですし、記者側でコメントの重要部分だけをまとめて文章にしているのかもしれないですね。

その際には、競馬関係者が書かれて嫌がるような内容に成らないような、記事のまとめ方がされているかもしれません。

例えば、調教師が「うちの馬はハ行気味だけど、なんとか騙し騙し使ってるよ」なんて発言を記者が
聞いたとします。これはそのままは記事にはし辛いです。
過去にそのまま記事にして、このような記事を読んだ馬主から、厩舎関係者が馬の管理能力不足を指摘されてしまったとか
JRAからハ行している馬をレースに出走させるとは何事かと怒られるなんて事も有り得るでしょう。
そうなるとあの記者にはもうコメントしないとなってしまいかねないので、
記者側も記事にする際の配慮が必要です。


心ある調教師はちょっとでも管理馬に健康不安があるなら馬主に報告を上げるでしょうけれど、
それは地味に自分の評価を下げる事に繋がってしまいます。
馬主にはレースに出走すると「出走手当て」というお金が入るので、
ガンガンレースを使って欲しいというのが基本的にあり、出走できないという事は
一方的に高い高い預託料を支払い続ける事にも成りかねません。


そういう理由で、馬の弱点や、悪癖や、体の悪い部分など、騎手や調教師や助手のコメントでは
核心部分はオブラートに包まれていたり、発言しても記者の忖度でカットされたり、
中には調子が悪いのに絶好調とウソ吹く関係者もいる事でしょう。


---つづく---