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2017/06/28 22:30
宝塚記念レース後のコメントを読んでみた 4
着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | タイム | 着差 | 人 気 |
単勝 オッズ |
厩舎 | 馬体重 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | 11 | サトノクラウン | 牡5 | 58.0 | Mデムーロ | 2:11.4 | 3 | 9.0 | (美浦)堀 | 488(+10) | |
2 | 2 | 2 | ゴールドアクター | 牡6 | 58.0 | 横山典 | 2:11.5 | 3/4 | 5 | 12.7 | (美浦)中川 | 488(-6) |
3 | 7 | 8 | ミッキークイーン | 牝5 | 56.0 | 浜中 | 2:11.7 | 1.1/2 | 4 | 10.4 | (栗東)池江 | 448(+8) |
4 | 6 | 6 | シャケトラ | 牡4 | 58.0 | ルメール | 2:12.0 | 1.3/4 | 2 | 8.5 | (栗東)角居 | 510(+2) |
5 | 6 | 7 | レインボーライン | 牡4 | 58.0 | 岩田 | 2:12.3 | 1.3/4 | 7 | 23.8 | (栗東)浅見 | 444(+2) |
6 | 1 | 1 | ミッキーロケット | 牡4 | 58.0 | 和田 | 2:12.3 | アタマ | 8 | 32.5 | (栗東)音無 | 478(-2) |
7 | 3 | 3 | スピリッツミノル | 牡5 | 58.0 | 幸 | 2:12.6 | 1.3/4 | 9 | 110.5 | (栗東)本田 | 506(+10) |
8 | 5 | 5 | シュヴァルグラン | 牡5 | 58.0 | 福永 | 2:12.6 | ハナ | 6 | 12.7 | (栗東)友道 | 470(+2) |
9 | 8 | 10 | キタサンブラック | 牡5 | 58.0 | 武豊 | 2:12.7 | 1/2 | 1 | 1.4 | (栗東)清水久 | 542(+6) |
10 | 4 | 4 | クラリティシチー | 牡6 | 58.0 | 松山 | 2:12.9 | 1.1/4 | 11 | 188.5 | (美浦)上原 | 492(-6) |
11 | 7 | 9 | ヒットザターゲット | 牡9 | 58.0 | 川田 | 2:13.2 | 1.3/4 | 10 | 167.1 | (栗東)加藤敬 | 518(+4) |
払い戻し
-
単勝 11 900円 3人気 複勝 11
02
08480円
550円
450円5人気
6人気
3人気枠連 02 - 08 710円 5人気 馬連 02 - 11 5,250円 17人気 ワイド 02 - 11
08 - 11
02 - 081,500円
1,170円
1,060円18人気
14人気
12人気馬単 11 → 02 10,330円 30人気 三連複 02 - 08 - 11 10,670円 29人気 三連単 11 → 02 → 08 70,420円 160人気
騎手の敗因を語るコメントでも、ズレた発言が多いのは、なにも中央騎手がバカなだけではなくて
本心は馬の仕上がりで負けたけど、調教師や関係者の顔を潰さないように、道中で包まれて運が悪かったとかで
ごまかしたり、馬の弱点を披露したら他陣営にバレるので、違う弱点を言って誤魔化したりとか
そんなのが多い印象を私は受けます。
去年の有馬記念での武豊の本音コメントが流れたのは、極めて稀な珍事でした。
ああいう本音が競馬ファンに伝わって困るのはJRAでしょうから、記者証の発行には
今後、より気をつけて審査されるようになるでしょうね。
で、ここまでの話は競馬常識ですが、逆に信用できるコメントの見極め方もあります。
それは、勝った時のコメントです。特にG1勝ち。
ここぞとばかりに今までの鬱積していた本音が聞けます。
勝って騎手や調教師も気分が高揚していますし、この時ばかりは馬主もどんな事を言っても
大目に見てくれる程の賞金を得ているので、心が1000倍くらい広くなっているので無礼講です。
なので記者もへんな忖度をする必要は無いです。
では、実際の調教師さんのコメントを読んで見ましょう。
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【宝塚記念レース後コメント】サトノクラウン M.デムーロ騎手、堀宣行調教師ら
http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=123288
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堀宣行調教師のコメントを一部抜粋
>前走の大阪杯ではいい状態で出走出来なかったので
前走は調子が悪かったのですね。
>今回は輸送対策をしました。
>馬運車内での緊張感がすごい馬なので、車内の枠を広げて、前々日輸送をしました。
>競馬場には、出張馬房ではなく、普通の関西馬が使う馬房に入れさせてもらいました。
>それから選挙のアナウンスも気にする馬なので、その対応にも協力してもらいました。
>いろいろと競馬場に要望を出して、無理を聞いてもらって、
>フレッシュな状態で競馬に向かえたのは良かったです。
>繊細なので、環境が変わるとまだ完全ではありませんでしたが
繊細な馬でちょっとした事で消耗してしまうタイプなのですね。
選挙の音など対策に乗り出してくれるとはJRAは良い仕事をしてますね。
>普段はゲートに課題がある馬ですが
ゲートにも難あり
>抜け出してからソラを使うところはありますが
ソラも使う
弱点だらけの馬ですね。
これまでの陣営の努力が窺い知れます。
私としては次からのレースで、繊細な馬にとって不利な条件が揃いそうなレースにサトノクラウンが出てきたら
即切りできるので有難いコメントです。
例えば、正面スタンド観客席の前からスタートするG1レースなんて、
如何にもこの馬がビビリそうなシュチュエーションだと思いました。
---つづく---
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星星星さん
つづき
道悪以外でならEU系だけに、洋芝の北海道でも活躍しがちです。
日本の競馬システムは、完全管理型なので、こういうタイプの馬にとっては
窮屈で心休まる時間が少ないので、基本的に不向きだから成功し辛い面もあると考えています。 -
星星星さん
カサマツクンさん、コメントありがとうございます。
サトノクラウンは、如何にもEU血統らしい手の掛かる性格で弱点が多い馬なんでしょうね。
でも、時計の掛かる馬場でなら能力はかなり高い。
能力は高いけど、なにか嫌な事があるとその力を全く発揮しようとしないので
着順が、17着→1着→12着→6着→14着→1着→1着→6着→1着
という風に着順の変動が極めて不自然になります。
「きまぐれジョージ」のあだなを持つ、エリモジョージ(主戦は天才福永洋一)
の故事で私は常にこのタイプをイメージしています。
能力は高いけど、ちょっとした嫌な事でレースで力を発揮できない馬。
EUの良血に多く見られるパターンで、EU血統であるが故に日本の固い馬場ではヤル気を出さないですし、
道悪では別人に変貌する場合が多いです。
(泥が飛び跳ねて自分に掛かるのが嫌いな場合もあるので各馬で微妙に異なりますが)
道悪以 -
カサマツクンさん
弱点だらけの馬ですね>ほんとにこれ聞いたら サトノクラウンが勝つのはよほどの好条件が重ならないと駄目だなと思いました。