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628件のひとこと日記があります。

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2017/06/30 00:19

ウオッカ産駒とタニノの話

※かなり古い記憶ですので、もしかしたら情報が間違っているかも知れないので
話半分程度に読んでみてください^^;



谷水オーナーは2代目のオーナーブリーダーで、先代の時にタニノムーティエタニノハローモアなどを
生産した超名門牧場です。

1970年皐月賞タニノムーティエ
https://www.youtube.com/watch?v=7H9ELMUTQzg

そして2代目も名馬タニノチカラを所有しますが、これは父から引き継いだ馬。
そして牧場には長く長く低迷期が続き、30年程ぶりに出た大物がタニノギムレットで、
その産駒がウオッカです。

元名門の谷水オーナーとしては、今の中央競馬を支配する社台系というのは
自分達が不甲斐無いばかりに1つのファミリーグループに1強独裁を許してしまったという
無念の思いが強いらしいです。
タニノギムレットの現役時代にGCの特集番組や雑誌の特集記事から、私はそう感じ取りました)

よって、谷水牧場の至宝ウオッカに社台系の種牡馬を付けるなんて事は露ほども考えていらっしゃいません。
そこで海外へウオッカを送り込み、海外随一の種牡馬をウオッカに付けるという事を実行されているようです。


ウィキ
https://ja.wikipedia.org/wiki/谷水雄三

シーザスターズ 戦績
http://ahonoora.com/sea_the_stars.html

シーザスターズは、ただのチャンピオンホースではなく、マイル〜2000mがベストだけど
能力で2400mも勝つ馬でした。

血統も凝っていて、

父父がGreen Desertですから血統的にはスプリンター〜マイラーといったスピード馬。

母父がミスワキなので、母父ミスワキと言えば日本ではサイレンススズカを思い浮かべて貰えればいいですね。
2000mベストの快速血統ですね。



第1〜3仔までは、シーザスターズ産駒。第4仔は、フランケル産駒と言う事で、



フランケルも、種牡馬としての意味はシーザスターズとほとんど同じような感じですね。

フランケル 戦績
http://ahonoora.com/frankel.html

シーザスターズから、より戦績が完璧なチャンピオンに移ったのかもですね。





やっと本題の何故ウオッカの仔が活躍しないか?ですが、

ウオッカの初仔〜第3仔

   ボラーレ(牡馬)580キロ
   ケースバイケース(牝馬)484キロ
   タニノアーバンシー(牝馬)506キロ

父が巨漢馬で、母も500キロ近い馬でしたから、子供は総じて超巨体だったのです。

うろ覚えですが、

ボラーレは600キロ超ある馬体をシェイプアップして、それでも巨体を支えきれずに
活躍が出来ない事態に陥っていました。

その次の仔のケースバイケースも牝馬伊達らに540キロくらいあって頑張ってシェイプアップしてましたし
タニノアーバンシーも同様でした。

それでもタニノアーバンシーは凄い活躍ですけどね。



ウオッカの仔は巨体過ぎて仕上げてレースまで行くのが大変だし、脚などにその負担が来て
難しいというのが厩舎関係者や競馬マスコミやファンの間での通説になっています。

私もその考え方に同意です。

しかし、ボラーレのデビュー前から思っていたのですが、別に600キロの馬体でも良いじゃん。
体を支えきれないのは、今、普通の馬がデビューする時期に拘ってるからであって、
馬体がパンとして来るまで、気長に我慢すれば良いのに、、、そんな事を思っていました。

わざわざウオッカを海外へ送り込み、その産駒は再度輸入する。
そこまで手間とお金を掛けてるんだから、いっその事レディブロンドのように5歳とかまで
出走体制が整うまで贅沢に時間を掛ければ良いと考えました。

どうせ目標はそこらの重賞やG1ではなくて、ディープやオルフェを超えるレベルの種牡馬を作って
社台1強時代を終焉させるのが目的なのですから。


私は谷水オーナーが好きなので、是非、彼岸を達成して貰いたいと思ってます。
(そこまで熱狂的にタニノを見ている訳ではありませんが)

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  • 星星星さん

    カサマツクンさん、コメントありがとうございます。

    ボラーレは、TVで追跡特集が組まれていたのですね。

    今はもう違うのかも知れないですが、私が15年前程に見た競馬の裏話をする番組では
    特集を組むとその馬は本番で負ける、良血をデビューから追いかけたような特集などやると未勝利や
    500万クラスで苦戦するなど、TV局が1頭にフォーカスするとほぼコケるという話をしていました。

    個人的には、フサイチジャンクが微妙にコケた時は、やっぱりそんなもんだよなぁと感じました。
    藤原ノリカが命名した馬というのも当時居た気がしますが、アレもどうなったのか???

    TV局押しの馬は、JRAからしたらJRA競馬の宣伝には貢献して貰えて有難い一方で、
    他の馬主連中からは勝つと贔屓を疑われる要素もあって、扱いに困る存在なのかもしれないですね。

    2017/06/30 19:55 ブロック

  • カサマツクンさん

    なるほど、だから ディープインパクトなどの超人気種牡馬を種付けしないのか〜。そういえば、ボラーレは競馬BEATで名前を募集して決めたくらい子に期待してました。ウォッカのオーナーはウォッカは絶対に手放さないし子への期待感は凄かった記憶があります。ボラーレを競馬BEATは随分 特集で追いかけていたけど 全然デビューしないし走らないので 盛り上げた割に 尻すぼみしてました。

    2017/06/30 06:41 ブロック