競輪
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2019/10/04 21:32
凱旋門賞 ２０１９（ＥＵのチーム戦 ３）
ここまでは、如何に国別で暗黙のチーム戦が存在するのかという説明でした。
ややこしいのは、それと同時に厩舎と馬主にも、チームが存在する事です。
それを詳しく説明するために、ふたつ前の日記で、細かく各馬の調教師と馬主の事を書きました。
凱旋門賞は、ホースマンなら誰もが勝ちたいレースでしょう。
ですから、チャンスがあると思っている陣営なら、国家の威信を守るのも大事ではありますが
そこにだけご奉公しててもツマラナイので、自分の馬を勝たせる事を最優先に考えます。
だから、有力馬の優先順位としては、
�ー�分が勝つ事
�△修譴�ダメそうなら自分の馬主か調教師のチーム馬が勝つ事
��それらがダメそうなら他国の馬が勝たない事
�ぜ�国の馬の脚を引っ張らない事
こういう心構えでレースに挑みます。
逆に、有力馬でないチームの捨て駒としてアシスト役で出走している馬なら
ラビットに代表されるような自分に与えられた役目に徹します。
しかし、あからさまな捨て駒役を凱旋門賞では見かけない気がします。
それはもしかしたら、やり過ぎると折角の大レースが八百長臭くなって白けてしまうのを危惧しているのか？
または、世界各国のチーム戦になるので、各チームがごちゃ混ぜになって自由にアシストをするのが
困難なせいなのかも知れません。
今回の凱旋門賞でのチームは、画像で色分けしたので、それを見れば一目瞭然です。
（色分けは、あくまで私の見立てですけども）
要は、ＪＣルジェ厩舎チーム と クールモアチーム の２チームです。
そして、両チームは潰し合いの対決をするのではなく、
２連覇中のエネイブルを、第１の標的にすると思われます。
更に、仏国＆愛国の馬達が、英国のエース馬エネイブルを、なるべく封じ込めたいと考えてレースは展開するのでしょうね。
反対に、エネイブルにとっての光明は、ブラストワンピース、ナガノゴールド、ガイヤースの３頭は
かなりの確率でエネイブルの邪魔はしないと予想されるところ。
これらの馬の近くを走り、上手く利用できれば、ノーマークでレースを出来る可能性もゼロではないでしょう。
---つづく---
- アシスト
- クールモア
- エネイブル
- ブラストワンピース
- ガイヤース
- ノーマーク
