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2013/11/19 03:03
マイルCSをパワーと馬体重から考える 悲しい結果編
先ずはレースラップから、
ハロンタイム 12.5 - 11.1 - 11.5 - 11.7 - 11.5 - 11.2 - 11.4 - 11.5
テン3F35.1 上り4F 45.6 - 3F 34.1
G1ですから殺人的スローペースと言えるでしょう。
こうなると先行馬に断然有利な筈ですが、勝ち馬は追い込み馬。
しかし、当日の芝レース傾向は、、、、
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5R
ハロンタイム 13.3 - 12.6 - 12.6 - 13.1 - 13.3 - 12.8 - 11.5 - 11.3 - 11.4
超スローの仕掛け遅れレースを逃げ馬が当然勝つ。
でも、3着の武の馬は凄い脚で外から迫る。
9R 秋明菊賞(内回りコース)
ハロンタイム 12.3 - 11.5 - 11.6 - 11.2 - 11.1 - 11.3
スローだからこれも仕掛け遅れに近い展開。逃げ馬が当然勝つ。
でも、3着の横山騎手の馬は少しだけ外から迫る。
10R 衣笠特別
ハロンタイム 12.8 - 11.7 - 11.8 - 12.3 - 12.1 - 12.1 - 11.8 - 11.1 - 11.4
超スローの仕掛け遅れレースを、1番人気のディープ産駒3歳牝馬が外へ出して悠々差し切り勝ち。
(これは以前に述べた、仕掛け遅れの軽やかしなやか馬)
最内を突いた武の馬は外からの強襲で3着負けの結果。
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要するに、外差し有利な馬場バイアスだったのです。
馬場をもっと、突き詰めて考えて見ましょう。
11月17日京都芝
2R(内)
1着13番 2着10番 3着11番 4着14番 5着12番
4R(内)
1着12番 2着11番 3着15番 4着10番 5着9番
5R(外回り)
1着12番 2着10番 3着11番 4着9番 5着3番
9R(内)
1着3番 2着9番 3着5番 4着1番 5着2番
10R(外回り)
1着3番 2着9番 3着13番 4着12番 5着4番
私なりに騎手心理を読み解くならこうです。
馬番11番前後が異様に有利だった午前中のレース。
午後は、その傾向を踏まえて先行勢が上のクラスでも
ペースを落とす事で抵抗を始めた。
結果、メインレースのG1でさえも競馬界の未来を無視した様なスローでレースは展開した。
それでも外差しが決まる程のバイアスの強さだったが。
ここからやっと本題のパワーと馬体重の話。
1着 5番460キロ ディープ産駒
2着 4番440キロ ダイワメジャー産駒
3着13番444キロ ディープ産駒
見事に例年とは違う、小兵と中型の好走で終わった。
(人気馬決着だったとも言えるが)
内を突いた小兵のダイワメジャー産駒が伸びるところを
1番人気のディープ産駒が襲い掛かるが届かず3着までで
外に出したディープ産駒の2番人気馬はアッサリ差し切り勝つ。
外差しバイアスにスローペースでしたから、矯め勝負になり大型馬は壊滅。
軽やかでしなやかな馬が、好走したのでした。
因みに、ドナウブルーが先行していたら、軽やかさで2〜3着辺りには来てたかもなぁと言う感じでした。
私の本命だったサダムは死に枠の1枠で、午前中の結果の時点で駄目な感じでしたし
流れ展開も違う感じでしたね。完全に予想を間違えました。