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2014/03/20 02:49
競馬ファンの敵とは?
「敵は本能寺にあり!」とは、誰の言葉だったか?
いつの世も、いつの時代も、誰にでも、敵は必ず存在するモノのようで、
確かにそこに存在するのだから、決して目を離してはならない存在です。
例えば国家の場合、敵国が必要です。
それが無いと、たちまち、団結心を失って国家という集団を維持できなくなり、内戦状態になるでしょう。
(1つの水槽に同じ種類の魚だけを入れたり、学校の教室に同じ年齢の子供だけを詰め込むと、ナニが起るかは皆さんもよくご存知と思います。その大規模版ですね。)
競馬には「ソラを使う」という言葉があります。
単独で先頭に立った馬が気を抜いて走りを止めてしまう現象です。
その様な馬には、隣にライバルを置いて走らせるのが特効薬になります。
敵の存在がある限り、気を抜くことは無くなるでしょう。
最近ロシアでは、プーチンの支持が少し薄くなっていると伝えられるようになっていました。
プーチンとしては支持回復の起爆剤になる予定だったオリンピックも、(一族の経営する企業に利権をもたらす事には成功したが)テロという見えない敵を広い国土全域で警戒せねばならず、国家の団結を欠いた結末となってしまいました。
しかし、最高の形で国家の団結と言う名の支持を回復する展開。
ここで私が気付いたのは、独裁にとっては、最大の脅威がテロとの戦争だと言う事と、最大の味方は、隣の敵であるという事。
翻って、民主主義国家の敵はなんでしょう?
帝国主義? 共産主義? 社会主義? テロとの戦争? 敵の不在?
つづく