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2014/08/14 22:29
勝利にモタつくステイゴールド産駒 (闘志15)
初角1番手以内 初角2番手以内 初角3番手以内 初角5番手以内 初角7番手以下
ステイゴールド 4% 11% 18% 30% 58%
米系 13% 26% 39% 55% 36%
ダイワメジャー 10% 25% 36% 54% 37%
ステイゴールドは、スタミナと闘志タイプですから、現役馬の位置取りデータを見ても、当然スタートが苦手だと判ります。
そうなると米系の様に、スタートで快感を得る馬は、とても少ないですから、スタートからフザけて走ってしまいます。
人間で例えますと、マラソン大会でヤンキーなどの不真面目な生徒が、ヘラヘラ笑いながら後方をダラダラ追走して、
先生が「お前らフザけるな、真面目に走れー!」なんて注意を受けている状況を想像して下さい。
(ヤンキーっぽい生徒でも、部活で活躍してるような輩は、案外マラソンも真面目に走るんですよね。こういう生徒は米系としましょう。)
人間のマラソンでも小学生は1km〜3km程度の距離で、
中学生で5kmくらいと徐々に距離が長くなって行きますが、
中央競馬の新馬や未勝利戦も、最初は短距離が多く、徐々に時期が進むとステイゴールド産駒好みの長い距離の新馬や未勝利戦が増えます。
適距離の問題などもあって、ステイゴールド産駒のデビュー戦での勝率は、5%程度です。
これではレースに対して真剣になれなくても仕方ないのかも知れません。
私は勝ち上がり率の正しい算出方法は知りませんが、私なりの計算でやってみます。
中央で走ったステイゴールド産駒は619頭で、その内、1勝以上した馬が204頭。
(※データは去年暮れまで)
204 ÷ 619 = 32% 勝ち上がり率は32%しかありません。
スタートから空回りするような馬が、簡単に勝てる程、中央は甘くないですからね。
結局、7割方のステイゴールド産駒は、真剣に走る事なく中央から去って行ったとも言えると思います。
(単純に能力が通用しなかった馬や、故障という事も多々あるかもしれないですが)
---つづく---