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2014/11/05 06:50

スピルバーグ 2

ディープ産駒は、テンや中間ラップが速くなると、上がりで切れ味を発揮できないタイプです。

競馬ファンの方にとっては常識だったと思いますが、ディープ産駒の大前提を書きました。
それを踏まえた場合、スピルバーグが出走したレースのテンが一番速かったレースは、
35.6秒だった、メイSと、プリンシパルSです。

メイS
ラップ 12.8 - 11.3 - 11.5 - 11.8 - 11.8 - 11.9 - 11.6 - 11.0 - 11.7
ペース 12.8 - 24.1 - 35.6 - 47.4 - 59.2 - 71.1 - 82.7 - 93.7 - 105.4 (35.6-34.3)


プリンシパルS
ラップ 12.9 - 11.2 - 11.5 - 12.2 - 12.8 - 12.6 - 12.8 - 11.6 - 11.4 - 11.9
ペース 12.9 - 24.1 - 35.6 - 47.8 - 60.6 - 73.2 - 86.0 - 97.6 - 109.0 - 120.9 (35.6-34.9)


この2つのレースラップを比較した場合、明らかにメイSの方が切れ味を削がれていそうですから
メイSが展開的にスピルバーグのベストパフォーマンスとなりますね。
プリンシパルSでは、終いの脚も34.0秒やや鈍ってしまっていますし。


もっと深く見るなら、

メイS テン35.6秒

毎日王冠 テン35.4秒

負けた毎日王冠だって、メイSと同じく33.2秒の脚を使っています。
よって、毎日王冠の方がテンを加味した場合、ある意味ベストパフォーマンスとも言えなくも無いです。
(※切れ味の視点からは、ベストパフォーマンスが天皇賞秋でなく、メイSや毎日王冠になってしまうのがミソです)


毎日王冠
ラップ 12.9 - 11.0 - 11.5 - 11.7 - 12.0 - 11.8 - 11.2 - 11.3 - 11.8
ペース 12.9 - 23.9 - 35.4 - 47.1 - 59.1 - 70.9 - 82.1 - 93.4 - 105.2 (35.4-34.3)

メイSと毎日王冠はラップも似ていますから、じゃあ何故、上がりを同じ33.2秒でまとめたのに
メイSは1着で、毎日王冠では3着に負けたのかというと、相手が毎日王冠は強かったからか、
テンが0.2秒遅かったから、という事になります。

私は、両方が合わさっての3着負けだと思います。

---つづく---

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