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2014/11/17 06:52
ラキシス
ここからは、ラキシスについて考えてみようと思います。
ラキシスは去年の重馬場だったエリザベス女王杯で2着。
牡馬相手のオールカマーと中日新聞杯でも2着なので、この時点で実績十分ですが
重賞未勝利馬が突然G1を勝つには、それ以外のプラスαがあったでしょう。
1つは、ディープインパクト産駒の適性が嵌った事。
そして、もう1つは、やはりレース感。
前走のオールカマーでは、5番手辺りを先行しているにもかかわらず、
1コーナーでは包まれる形。レース感としては十分ですね。
ところで、前走のオールカマーは、
ハロンタイム 13.0 - 11.0 - 11.4 - 12.2 - 12.9 - 12.2 - 12.4 - 12.1 - 12.0 - 11.4 - 11.6
テン35.4秒 上り35.0秒
テンはラップ形は違えども、エリザベス女王杯と同じ、35.4秒でした。
しかし、レース上りは35.0秒。
両レースを並べますと
テン35.4秒 上り34.1秒 自身の上り33.4秒 エリザベス女王杯
テン35.4秒 上り35.0秒 自身の上り34.6秒 オールカマー
中間ラップもスローだった場合、上と下のレースでは、ディープ産駒にとって
どちらのレースが得意かを考えれば、当然、上のエリザベス女王杯の方となります。
従って、エリザベス女王杯当日の馬場が33秒台馬場であると分かっていて、
かつ、レースがスローと推測できるのなら、オールカマーよりも今回がパフォーマンスを上げて来ると、簡単に想像がつきます。
更に、(※画像の戦績参照)前走のオールカマーでは、超スローのテン37秒台ばかりで好走していたラキシスが、時計の出やすい新潟とはいえ、未経験のテンの速さで2着だったのです。
ディープ産駒の適性からの視点で考えると、オールカマーがベストパフォーマンスとなり、
ラキシスの絶対的な実力は牡馬G2で2着できる程のモノがあるとなります。
---おわり---