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2014/11/23 23:31

マイルCSでディープ産駒をおさらい  (レース後編2END)

1着馬ダノンシャークと、2着馬フィエロの、スローで上り33秒台以内で差す競馬適性を見てみましょう。



ダノンシャークの競走成績には、上り33秒台以内での差し切り勝ちが無い。
そして、連対した重賞ではディープ産駒とは一風違った適性を見せる。

(※画像参照)

先行だったり、平均ペースだったり、Hペースの上がり34秒台以上のレースだったりで好走しているのです。
かなり幅の広い適性なので迷うが、恐らくダノンシャークの本質はHペースで34秒台後半で追い込む競馬でしょう。
そう考えたのはダノンシャークが闘志が多い馬だと判断したからです。
闘志が多く、スピードもある程度持っている馬の場合、位置取りが一定せず不安定になるものなのです。
それは自在脚質とは違い、掛かり癖などでそうなります。
その手の馬の代表では、マヤノトップガンなどをイメージしてもらえば良いと思います。



フィエロの競走成績には、上り33秒台以内での差し切り勝ちが2回。
重賞でも上り33秒台以内で2着と3着の実績がある。

フィエロは、典型的なディープ産駒の適性馬だと言えます。

そして、逆適性のレースになる、六甲Sでは上り35.6秒で0.4秒差の圧勝。
不得意レースでOP特別とは言え圧勝ですから、G3を勝つ程の絶対的実力がある馬だと考えて良いでしょう。




今日のマイルCSでは、ゴール前で1、2着が大接戦でしたが、適性的には
ダノンシャークに嵌ったレースで、フィエロには向かないペースだった訳で、
ダノンシャークの方が勝ったのは当然だったと思います。

逆に、フィエロはディープ産駒向きのレースになればもっとパフォーマンスを上げるでしょうし、
かなり絶対的な実力が高い馬だと判明しました。

3着のグランデッツァは適性的には、そこそこ向いていた筈です。
連対馬との差は、先行馬には苦しいペースだった事と、G1では実力不足だったと考えます。

4着トーセンラーは、去年と全く同じ様な乗り方をされて、この結果。
去年は前走激しいぶつかり稽古で強烈なレース感を得ての優勝。
今年は前走馬群の中に入る位置だったのでレース感を得ていたが、
去年ほどのプラスが無かった分と、ディープ産駒の適性分だけ4着までだったと見ます。
あと、外を回した分も連対馬に劣った理由でしょう。


---おわり---

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