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2015/01/29 20:27
ディープインパクト産駒(G1勝ち編09)
ジェンティルドンナが勝った2014年有馬記念は、
■牝馬 1つの補強要素。
これでは普通に考えると厳しい様に思えるが、
レースラップ
7.0-11.8-12.3-12.6-12.5-13.6-13.2-13.0-12.3-12.4-11.5-11.2-11.9
(31.1-34.6)
極端なスローペースで上り勝負に。
ジェンティルドンナの解説では毎回書いているが、こうなると切れ味が活きます。
自身の上りは34.1秒だが、これが3歳だったら33秒台で上がっていた事でしょう。
それがディープ産駒というものですから。
2着はキングカメハメハ産駒の牡馬トゥザワールド。
ここまでのスローになると、軽やかしなやかな馬が有利と以前から書いてきた通り、
この馬の場合は、3歳なので55キロでの出走。
メンバー中で1番若くて斤量にも恵まれたのだから、切れ味勝負は結構有利だった。
ワンアンドオンリーも全く同じ3歳牡馬だったが、ダービー後に日記で書いた様に、
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2014/06/03 21:10
日本ダービー予想の結果
予想は全くのハズレ。
挙句、レース感のないワンアンドオンリーが優勝でした。
レース感の無い馬が、まるで計ったかのように、勝負どころで前が開く展開でした。
こうなるとレース感は無くても2着はできます。
しかし、優勝しましたから、今年のダービーは低レベルだったという事なのでしょう。
馬場バイアスも先行〜好位有利、内有利で外は不利だったと考えます。
秋は、外差しで負けた馬の逆襲に注意ですね。
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恵まれて勝ったワンアンドオンリーを、不利な外差しで負けたトゥザワールドが
ここで逆転したのでした。(他にも理由はあるでしょうが)
因みに、ジェンティルドンナは柔軟さが特徴であるディープ産駒の、その中でも更に柔軟さが増す牝馬。
でも、もう5歳冬だから人間年齢では30歳と私は仮定するので、そこへディープ産駒牝馬である補正(身勝手な補正で申し訳ないですが)をすると、
牡馬換算での柔軟さは20歳程度かなと思います。
一方、トゥザワールドは、以前の早見表では、
馬齢・季節 学年
2歳夏 小学生
2歳冬 中学生
3歳春 高校生
3歳冬 大学生
4歳春 社会人一年生
4歳秋 25歳
5歳春 28歳
3歳冬の大学生ですから、ジェンティルドンナに近い柔軟性だったと見る事も可能です。
それで、有馬記念の結果は0.1秒差ですが、ジェンティルの優勝ですから、
瞬発力の適性勝負では、ジェンティルの方がトゥザワールドよりも、強い(得意)と思われます。
---つづく---