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2015/02/04 22:47
ディープインパクト産駒(G1勝ち編14)
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デニムアンドルビー 前走JC11着
■斤量■牝馬 2つの補強要素で11着。(Sペースでは無かった)
↓
デニムアンドルビー 有馬記念9着
■牝馬 1つの補強要素(Sペース)
デニムアンドルビーは、補強要素は1つ減ったが、
ペース展開がガラリとディープ産駒向きに変わって、前走11着から9着へ成績を少し上げましたね。
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ラキシス エリザベス女王杯1着
■牝馬■当日33秒台で上がれる馬場 2つの補強要素で1着。(Sペース)
↓
ラキシス 有馬記念6着
■斤量■牝馬 2つの補強要素(Sペース)
ラキシスは、前走も有馬記念も2つの補強要素でSペース。
つまり、有馬記念がSペースになった場合は、前走と同じだけ走れる可能性が高いと判ります。
前走はエリザベス女王杯1着ですから、後は有馬とエリ女のレベル差だけ着順を落とす結果になります。
結果、ラキシスは6着でした。
この結果は非常に納得の行くレベル差分の着順だったと私は思います。
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牝馬3頭それぞれの前走との比較をやってみましたが、
これを使うと、どう考えても3頭の比較ではラキシスに軍配が上がります。
そして、次点もデニムアンドルビーで良いでしょう。
この様にして競馬の着順というモノは決定されているのです。
有馬記念に出走したディープ産駒を牡馬と牝馬別に見てきました。
牡馬では、横の比較を、牝馬では縦の比較を使いました。
競馬予想には、その馬の縦と横と厚み(その馬の個体の適性)とを持った競走馬という物体が、
時空(馬の年齢やキャリア)と、それらを包摂する空間(レース質)での運動を観る事で完成されます。
多分、これらは全て以前の日記に書いていると思います。
縦・横・高さ(厚み)・時間・空間、そういったデータを全て一体とした形で捉える事で
競馬予想の全体像を掴む事が可能になり、競馬を理解する最初の一歩になるでしょう。
有馬記念のまとめとして、ラキシスとジェンティルドンナでは、どちらが上に来るのか?
それは、縦と横と厚みだけでも十分説明可能でしょうし、時間と空間を考慮に入れても
やはりジェンティルドンナが上になります。
まぁ、単純に能力自体が違うのが誰が見ても明らかですから、わざわざ詳しくは書きません。
雑に表現すると、ジェンティルドンナは得意の展開なら堅実に勝ってしまう、それ程の馬だという事です。
---つづく---