原点　その2

エルコンドルパサーはオーナーの重視する「名牝系」という考え方、さらに名牝のクロスを作るという作意を、オーナーの夢とロマンを凝縮した馬です。実はエルコンと同配合の兄がいたがデビュー前に亡くなっており、オーナーの執念が実ったわけですが、この手のホースマンの夢を押し付けて生まれた馬は実のところ数多く生まれており、机上の血統論だけで名馬が生まれるとしたらこんな簡単なことはありませんよね。

でも馬券を検討する際にも、「牝系」というものを意識すると、父・母父はもちろん血統構成に並ぶ種牡馬の字面だけでは見えないものが見えてきました。

同時に自分は血統を「そのまま」考えすぎていることにも気付きました。母父がダート血統だし重もイケると踏んだ馬が重馬場で惨敗したりｗｗｗ　よく母の戦績を分析してみるとやっぱりオカンも血統に逆らって重馬場がダメだったりｗ　馬券を血統で考える際、その馬の血統の字面を考えるのではなく、その馬・母やその先祖に流れる「個体」を見なければならない、と。

だから自分は血統マニアの中でも何より母系重視。字面で機械的にボル-キロがどうたら、「〜系」がどうたら一括りにする血統論と血統屋は大嫌いです。機械的に確率統計的に血統予想をするのも主観を排除した予想が出来ていい面もあるのでしょうが、自分はあえて個体を見て、主観を交えて、血統に対する「ロマン」を注入した血統予想をしたいと考えています。

予想の流れが今、非常に良いです。といっても2週連続win4なんて流れ悪すぎじゃんと笑われるかもしれないがｗ
今週のwin5とジャパンカップに全身全霊を込めたいと思っています。本当なら当日・直前のレースを分析してからの購入が望ましいが、明日は家族サービスで昼間の購入は無理っぽい。幸い天気は安定、馬場の変動はほとんどないものとして土曜競馬までを判断材料に今から徹夜で予想したいと思います。