コース適性とは？

中山2000mはトリッキーと言われますが
具体的にわかりますか？

ただ4つのコーナーってだけではないのです。


まずはスタートから最初のコーナーまで
かなり距離あります。そして登り坂が
つつづくんですよね。

これはスタートから位置取りを早く
納めたい騎手の腕の見せ所。
無理に取りに行くと脚がなくなります。

そして2コーナーは緩やかな下り。
ここは位置どりが思惑通りいかなかった馬が
折り合いを欠いて引っ掛かりやすい場所です。

そして3、4コーナーはロングスパートの
仕掛け所で各馬が動き始めます。
コーナーリングはほぼトップスピードで通過。

最後は急な坂でスタミナも問われるという
過酷な作り方しているのです。

1800mは最初の直線が短いので
位置どりうまくいかなくても坂のない2コーナーで
取り返しつくのです。

中山2000mはスタートの失敗は致命的です。

なので駐立悪い馬で奇数枠はマイナスですね。

今回はトーセン、ロサギガンには厳しいコースで
イスラボニータ、アジア辺りはいいでしょう。