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2019/03/25 19:10
ノーザン外厩成績考察??出走間隔&枠順編?
俺プロ公認予想家の芹沢瞭プロが日記に上げてくれているノーザンファームの外厩利用馬の出走成績を集計してみましたシリーズ第4弾。
今週は出走間隔と枠順のデータを紹介していきたいと思います。
今回は外厩日記公開?3月4週目までの11週分のデータを使用しています。
上の画像が出走間隔別のデータで、下の画像が枠順別のデータです。
・中4週→37/57 中5?9週→76/72 中10?25週→91/84 半年以上→151/65
勝率、複勝率が一番高いのは中5?9週ですが、単勝回収率に関してはわかりやすく右肩上がり、間隔が伸びるほど回収率が上がっています。
競馬予想の今までの常識「休み明けは割引」というのは、ノーザン外厩の前には通用しないようです。
むしろ長期休養明けが嫌われて人気が落ちている馬を狙うのが外厩予想において有効と言えますね。
次に枠順を見ていきます。枠順は大まかに見て内枠の1?4枠と、5?8枠に分けて見ていきます。上の画像には各枠の成績が出ています。
・1枠?4枠→56/75 5枠?8枠→113/83
枠順に関しては、各コースごとに有利な枠がバラバラで、内枠が有利になりやすいコースもあれば大抵のダートコースのように外枠の方が成績の良いコースもあり、傾向がバラバラなものをごっちゃにして見るのは意味が無いと思っていましたが、外厩の成績を見ていると偏りが顕著なので、今回紹介したいと思います。
上をご覧のとおり、外枠>内枠の傾向が出ています。芝に限定してもダートに限定しても同じように外枠>内枠の傾向です。
何故なのか?たまたまなのか?
一つ考えられるのは、外厩施設で行われているトレーニング方法です。ノーザンファーム天栄が近年躍進している最大の理由が、坂路施設を拡張して設備を充実させたことだと言われています。
坂路調教は平坦のトラックコースの調教に比べて、前脚にかかる負担が軽くなるために故障のリスクを軽減した上で負荷の強い調教で心肺機能を高めてくれる効果があります。しかし坂路コースはトラックコースとは違いコーナーが無いので、コーナリングの経験値が積まれ辛いのではないでしょうか。そのために内枠で馬群に入ってコーナーを綺麗に回って来るよりも外枠からスムーズに外を回しての脚力勝負の方が得意になりやすいのだと思われます。
例として、3月中山のダート未勝利戦で直線入り口の斜行による落馬事故で北村騎手が負傷し、ルメール騎手が騎乗停止になるという事象がありましたが、ルメール騎手が騎乗していた馬は外厩利用馬でした。この事故の原因が全て調整法にあるとは言えませんが、今後も外厩利用馬の成績が外枠>内枠になる可能性は結構あるんじゃないかと思っています。
以上、今回は間隔と枠順について見ていきました。年初からデータを取ってきて傾向を紹介して来ましたが、今週で11週分のデータが出揃い、傾向が変わらないデータもあれば、覆ってきたデータもあるので、次回は今まで紹介してきたデータを見直していこうと思います。
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ガヴェインさんがいいね!と言っています。
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>>今までの常識「休み明けは割引」というのは、ノーザン外厩の前には通用しないようです。
そうなんですよ。かつては「半年以上の休養は割引」が常識でしたが
ノーザン外厩は一年ちょっと位まではむしろ人気が落ちて美味しいと感じていました
それとこのシリーズ、「ご紹介に預りました私です」と言って登場する芹沢さんが割とツボです(^_^;) -
もっさんは語りたいさんがいいね!と言っています。
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RTGさん
いつもありがとうございます
今までの1〜3よりも更に有効に使えそうな上に「休み長い外枠」と簡単に覚えられるので助かります♪
あまり長い休み明けの馬が出走する事は少ないかもしれませんが、枠は今日から頭に入れておきます!マジマジさんの考える外枠が良い理由も共感できるので、しばらく楽しみが増えました -
RTGさんがいいね!と言っています。
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ミニミニ農園さんがいいね!と言っています。
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本命党の桂木ASさんがいいね!と言っています。
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LEVEL-5さん
お疲れ様です。アナログな私には少しレベルが高くて参考にしたいですがサッパリです。トホホ
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LEVEL-5さんがいいね!と言っています。
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ヤジヤジさんがいいね!と言っています。