92件のひとこと日記があります。
2021/04/07 21:42
4月1週 不利馬
今週は2場開催で回顧する時間に余裕があるので、予想記事に見解を載せなくなった代わりではありませんが、回顧の記事を書いてみました。予想のほうは日曜日全く結果が出なかったので、しっかり反省して次に繋げたいと思います。
土曜日
中山2R シーオブクラウズ5人12着
スタートで出遅れて終始内で被されて見せ場なく終わる。3走前、5走前に逃げて4着健闘しているように逃げがベストの馬で、逃げれないとかかる面があり、砂を被ったり揉まれる展開はNG。この馬にとっては致命的な出遅れだった。最内枠だったのでスタートに神経質になりすぎて裏目ったのかも。同型不在の外枠でマイペース逃げに持ち込めれば巻き返しある。
阪神3R レッドフランカー5人8着 アルーリングギフト1人9着
レッドフランカー
距離延長。道中中団外から3コーナーから直線入りまで内から6?7頭分外を回らされる。逃げ馬が1着、2番手が2着のレースでラップバランスはハイペースに近いが内前有利の馬場コンディションだった。ここを外を回したこの馬と3着のマイネルグスタフはバイアス不利。
アルーリングギフト
内枠から押っ付けるが先行できず道中内で砂被りでややリキみ、直線伸びを欠いた。ダート2戦目で初めて砂を被って揉まれる展開になり崩れたので被されは注意。行きっぷりが悪かったのは中1週が影響した可能性があり、芝でも新馬2着の後の2走目が中1週で行きっぷり悪く5着敗退の前例アリ。
中山5R レッドロワ1人4着
大外枠発走から1コーナー大外回してかかりながら2番手のポジションにつけるが直線バテて捕まる。外枠で1コーナーまでに前を壁を作れず折り合わないまま余計に距離を走っては厳しい。前走も同コース8枠でほぼ同じように折り合いを欠いての敗戦で、2000mでは折り合い難しいし前に壁を作れる枠が良い。それでも走破タイムは十分なので距離短縮か内を引けば確勝級。
中山11R メイショウチタン8人8着
メイショウチタン
距離延長。前半45.6ー後半47.0秒のハイペースで後方組の2頭で決着のレース、この馬は外枠からかかりながら2コーナー外から先行集団に加わっていくという相当きつい競馬。8着に踏ん張ったのは評価できる。1400m?1600mOPで通用しそうだし上手くいけば重賞もチャンスある。
日曜日
阪神8R グラデュエイト8人7着 ストームガスト3人9着
グラデュエイト
このレースは前半3F34.8ー後半3F37.8秒のハイペースで、掲示板の乗った5頭すべて4角通過順10番手以降という完全な前崩れレース。この馬はスタートで若干後手を踏んだ後おっつけて先手争いに加わるという負荷のかかる乗り方でハイペースは応えたはずで、7着に踏ん張ったのは評価できる。
ストームガスト
上記の通りハイペースの所、好位外から4角大外ぶん回して前を捕まえに行くという無謀な乗り方。騎手がペースを読めていない。
阪神9R サンテローズ1人6着
芝は午後からの降雨の影響で一気に馬場状態が悪化。阪神の場合は良馬場と道悪で時計の出方も有利脚質も一変する傾向があり、道悪になると切れ味が削がれる分「差せなく」なるのが一般的。このレースはペースもスローになり前に行った3頭がそのまま残る結果になった。適性と展開に泣いたので次走良馬場なら今回の負けは度外視できる。
阪神11R ペルシアンナイト9人10着 ブラヴァス10人8着
9Rで記載の通り阪神芝は道悪になると差せなくなる。このレースは更に馬場悪化が進み、ペースは前半59.8-後半61.8秒のハイペースでも切れるタイプの差し馬に出番は無く、明確に道悪適性と先行力が問われた。上位人気3頭は他の媒体でも多く触れられていそうなのでここでは下位で見せ場を作れなかった馬を取り上げる。
ペルシアンナイト
スタートで後手を踏んだうえに両脇から挟まれて後方からになり4コーナーでは大外を回って見せ場なく終わる。道悪巧者の多いハービンジャー産駒だが、この馬は走法からしてノメる道悪は適性低く、高速決着の皐月賞2着がこの馬のハイライト。
ブラヴァス
この馬も後方から見せ場を作れなかった馬だが、この馬の場合は序盤から騎手が前につけようという意識がまるで見受けられなかった。三浦騎手は14年目の中堅騎手だが関西圏で重賞勝利が中京の1回しかなく、阪神芝は通算で騎乗129回で複勝回収率は59%、京都は騎乗104回で複勝回収率50%。典型的な内弁慶で、関西圏の馬場の特徴を把握していないのが今回の騎乗ぶりからもよくわかる。