今日、遂に実現「師弟対決」

今日22日にJ1名古屋vsプレミアリーグの強豪・アーセナルが国際親善試合。何年か前にも話が持ち上がっていたが折り合いが着かず実現出来なかったこのカードだが、遂に今日実現しようとしている。

この試合は特に名古屋グランパスを昔から見てきた人や支えてきた人達にとって、自分自身にとっても是非見たい対戦カードであっただけに今か今かと気持ちは自然と高ぶるモノがある。


「師弟対決」。これ程監督同士が注目される試合も珍しいところか。それもそのはず。現役だった選手が監督になる事は今や珍しくなくとも、10年以上の歳月を同じクラブで携わり続け日本と世界で繋がったこの両氏のサッカーに対する情熱の高さと、実現に至っての敬愛が示してるところかと思う。


名古屋の玉田が「(アーセナルは)大ファンのチーム」とコメントすれば、楢崎は「(海外へ名前を売る)チャンス。若手選手にとっても」。世界の強豪と対戦する事自体移籍でもしなければなかなか難しい貴重な機会。
新シーズンに向けアーセナルの選手達にとっても大事な時期。他クラブへレンタル移籍が続き愛知で凱旋試合になる宮市も「今年はアーセナルでプレーしたい」と意気込むあたりを見ても、単なる一戦に終わらない事が予想されるだけに選手達のプレー振りもやはり見所に。


名古屋グランパスの歴史を変えたと言ってもいい、その上自分のサッカー観も当時変えてくれたドラガン・ストイコビッチとアーセン・ベンゲル両氏の監督対決。
世界最高峰のプレーを目の当たりに出来るとあってかチケットも完売、4万人近くの観衆で埋め尽くされる地元の豊スタ。
かつて日本代表を引っ張ってきたGK楢崎や闘莉王vs次世代のエース候補・宮市とのマッチアップ。

見所が尽きないこの一戦は残念ながらテレビ観戦にはなるが、夢のカードが実現する事に感謝しながらその時を待ちたい。