第２９回プリンセスカップ結果。

今日水沢競馬場で行われた第２９回プリンセスカップは、
２番人気の地元岩手のブリリアントロビンが優勝、
２着に逃げ粘った同じ岩手の３番人気ワタリルーブル、
３着に道営所属の同じく３番人気のミネサランサジャ、
という結果になりました。
１番人気に支持されたトチノスカーレットは８着に敗れました。

勝ったブリリアントロビンは前走同コースで行われたレースを、
４馬身差の強い競馬で勝ってきたので、
ここでもいい競馬ができるだろうとは思っていましたが、
最後の差し脚はいい切れ味でした。
今後は距離が伸びてからどういう競馬ができるかというところが、
課題になりそうですが、
短距離なら安定して走ってきそうな馬になりそうです。

２着に敗れたワタリルーブルですが、
スタートからスピードの違いを見せつけるかのような逃げ足で、
最後は差されはしましたが、
こちらも短距離でこれから面白そうな馬だと思いました。

ちなみにこの２頭はプリサイスエンドの産駒なので、
プリサイスエンド産駒のワンツーという結果になりました。
しかも、この２頭の生産牧場は新ひだか町の加野牧場さんなので、
生産牧場のワンツーでもあります。
関係者の皆様おめでとうございます。
加野牧場さんはかつてコスモバルクや、
マイネルセレクトなどの名馬を輩出してきた牧場なので、
この２頭も後に続いて欲しいですね。

３着はホッカイドウ競馬所属のミネサランサジャが入りました。
最後は良い脚では伸びていましたが、
前を捉えるまでにはいたりませんでした。
前走では今回２着のワタリルーブルに先着している馬なので、
展開一つで変わってくるとは思いますが、
今回は前につけられなかった分の差が出てしまったでしょうか。
これからの課題かもしれません。

１番人気のトチノスカーレットは正直なところ、
こんなに人気になるとは思ってはいなかったので、
１番人気だったのを見てびっくりしました。
少し行きたがるところがある馬なので、
１４００ｍも少し長かったかもしれませんね。
力はある馬なので、
これからの巻き返しに期待したいと思います。