第５８回クイーン賞結果。

今日船橋競馬場で行われた第５８回クイーン賞は、
６番人気のJRAレッドクラウディアが逃げ切り優勝。
２着に１番人気の船橋クラーベセクレタ、
３着に１２番人気の高知アドマイヤインディという結果になりました。
２番人気のJRAプリンセスペスカは８着、
３番人気のJRAホエールキャプチャは１３着でした。

勝ったレッドクラウディアは好スタートからハナを切り、
そのまま後続を寄せ付けず、４馬身差での圧勝になりました。
５ヶ月の休み明けでしたがそれを感じさせないほど、
馬体のハリなどはよかったように思いました。
自分からペースを作り、そのまま押し切ったのですから、
今回は強い競馬だったと思います。
次走はTCK女王盃あたりになるのではないかと思われますが、
今回のような競馬ができるのであれば、これからもいいレースができると思います。
まだ３歳ですしこれからの成長にも期待したいですね。

２着のクラーベセクレタは、前を見る形で競馬を進め、
直線入り口で勝ち馬を捕らえに行きましたが、捉えきることはできず、
残念ながら連覇はなりませんでした。
しかし、５６キロを背負っての２着ですから、
この馬も力を出し切ったと思います。
ただ、最近は少しズブくなってきたのか、勝負どころでの手応えが、
悪くなってきたような気がします。
そのあたりも多少響いたのかなとも思います。

３着に飛び込んできたアドマイヤインディは１４頭立て１２番人気の、
超人気薄でしたが、高知での圧勝続きのレースがフロックではないことを、
証明するかのような素晴らしい末脚でした。
鞍上の宮川実騎手も狭いインコースをこじ開けてきた手腕も、
高く評価したいと思います。
宮川実騎手は、落馬した際の怪我で左目が見えない状態で騎乗しているのですが、
復帰後もそれを感じさせないような騎乗を続けています。
今後アドマイヤインディと一緒に全国でも頑張ってほしいものです。

個人的に注目していたホエールキャプチャは、どうもダートが合わなかったのか、
全然進んでいきませんでした。今秋は調子も今ひとつだったようですね。
今まで堅実に走ってきた馬なので、
今秋の成績はいったいどうしてしまったのかという感じがしてしまいますが、
競走馬というのは、少しのきっかけで良くも悪くもなったりしてくるので、
ホエールキャプチャもヴィクトリアマイルを勝った時のような、
いい状態にまた戻ってくれることを期待したいと思います。