第６３回全日本２歳優駿結果。

１９日に川崎競馬場で行われた、第６３回全日本２歳優駿は、
３番人気のJRAサマリーズが逃げ切り優勝、
２着に７番人気船橋のジェネラルグラント、
３着に１番人気JRAのアップトゥデイトという結果になりました。

優勝したサマリーズは、スタート直後落馬したアメイジアに、
絡まれる形となりましたが、ひるむことなくそのまま後続を３馬身突き放す、
強い競馬ぶりで、今年の２歳ダートチャンピオンに輝きました。
これでダートは３戦３勝となり、将来が楽しみになりました。
春は中央の桜花賞を目指すそうですが、自力強化された現在なら、
芝でもいい競馬ができるかもしれません。
２歳ダート女王の名に恥じないような競馬を期待したいと思います。

２着のジェネラルグラントは逃げ馬を見る形で内ラチ沿いを進み、
直線では馬場の真ん中に出して力強く伸び、アップトゥデイトを押さえ込みました。
ホッカイドウ競馬にいた時から素質を高く評価されていた馬なので、
ここでもいい競馬ができるのではないかと思ってはいましたが、
強い内容の２着だったと思います。
来春は南関東のクラシックに進むと思いますが、
期待が持てる内容だったと思います。

３着のアップトゥデイトは３コーナー手前から早めに進出していきましたが、
勝ち馬に並ぶところまでは行けず、最後は２着馬に差されてしまいました。
カラ馬がいたので競馬がしづらそうな印象を受けましたが、
最後の手応えを見ると、若干距離が長いような印象を受けました。
それでも前走の兵庫ジュニアグランプリも２着ですから、
この馬も力のあるところを見せてくれたと思います。
今後はダートの短距離路線へ進むと思いますが、
今までの競馬内容からならこれからも期待が持てそうですね。

個人的に注目していたクラグオーは、１０着でした。
多少太く見えたというのもありましたが、
まだ自力が足りていなかった印象を受けました。
今年は１０戦も走ったので、来春までゆっくり休んで欲しいです。