第１５回新春ペガサスカップ、第２回久松城賞結果。

今日名古屋競馬場で行われた第１５回ペガサスカップは、
２番人気のウォータープライドが優勝、
２着に１１番人気のアイビスティ、
３着に３番人気のコスモカリヨンという結果になりました。

優勝したウォータープライドは、中団からまくり気味に上がって行き、
直線では逃げ粘るアイビスティとの競り合いを制して、
重賞２勝目を手に入れました。
ここ２戦は３着が続きましたが、見事新年最初の出走勝利を上げました。
昨年の２歳チャンピオンがこれからどこまで伸びるのかとても楽しみです。

２着のアイビスティは１１番人気と人気はありませんでしたが、
スタートから果敢に逃げ、直線でもゴール手前までよく粘り２着を死守しました。
前走の大敗で人気を落としていましたが、
もともとハナを切ると粘り強い競馬をしていたので、
今回は人気の盲点だったのかなと思います。
これからも逃げまくってレースを沸かせて欲しい１頭です。

３着のコスモカリヨンは、勝ち馬と馬体を併せるように２番手から競馬を進め、
直線では先に抜け出しをはかりましたが、若干伸びを欠き３着でした。
ゴールドウィング賞の雪辱はなりませんでしたが、
大崩れなく走る馬なので、近いうちにチャンスが巡ってくると思います。

続いて高知競馬場で行われた第２回久松城賞の結果は、
１番人気のブレーヴキャンターが優勝、
２着に２番人気のリワードアリオン、
３着に３番人気のセトノジャーニーという結果になりました。

優勝したブレーヴキャンターは、好スタートからハナに立ち、
そのままどんどん差を広げていき、最後は８馬身差という圧勝で初重賞を手にしました。
とにかく強い競馬でした。５７０キロ台の大型馬なのですが、
まさに重戦車といった感じで不良のダートをものともせず走る姿はすごい迫力でした。
今日のようなレースを続けていれば、
すぐに重賞のタイトルを積み重ねていくことができると思います。
今日はとにかくこの馬が強すぎました、脱帽です。

２着のリワードアリオンは２番手から競馬を進め、
直線では勝ち馬には及びませんでしたが、３着は３馬身離しているので、
今回は相手が強すぎた印象があります。
それでも建依別賞を勝っているように、距離は１４００ｍ位の方が、
競馬がしやすそうです。これから短距離でまだまだ活躍できそうです。

３着のセトノジャーニーは、後方から徐々にポジションを上げていき、
直線もよく伸びてはいるのですが、前の２頭とはちょっと力の差があったかもしれません。
父がステイゴールドですが、母の父がファスリエフということもあるのか、
同馬は５００キロを超える大きな馬体をしています。
ただ、もう少し絞れてもいいのかなという体つきに見えました。
まだ６歳ですからまだまだこれからチャンスはあると思います。