第３６回京浜盃、第５０回六甲盃結果。

今日大井競馬場で行われた第３６回京浜盃は、
２番人気のジェネラルグラントが優勝、
２着に１番人気のアウトジェネラル、
３着に５番人気のインサイドザパークという結果になりました。

優勝したジェネラルグラントは、３番手から競馬を進め、
直線ではソルテと馬体を併せての叩きあいから抜け出し、
追いすがる後続を３馬身突き放しての圧勝で重賞２勝目をあげました。
今日はレースを見ていても安心感がありました。
パドックでは久々を感じさせない素晴らしい馬体でした。
次走は羽田盃になると思いますが、堂々の主役として当日をむかえそうです。

２着のアウトジェネラルは、６、７番手あたりを追走し、
直線もよく伸びましたが２着でした。
少しイレ込んでいたせいか、道中の反応が少し悪かったですね。
ここを使ってよくなるのではないかと思うので、
本番でも注目の１頭です。

３着のインサイドザパークは、中団やや後方に控えての競馬になり、
直線では鋭い末脚で３着に飛び込んできました。
スタートで後手を踏んだのが痛かったですね。大外枠というのも影響したと思います。
今回の競馬は条件も悪い中で実力は十分に出していると思います。
本番ではもっとスムーズに競馬ができれば上位との差は十分に詰まると思います。


続いて園田競馬場で行われた第５０回六甲盃は、
５番人気のエリモアラルマが優勝、
２着に３番人気のエイシンナナツボシ、
３着に８番人気のストライビングという結果になりました。

優勝したエリモアラルマは、いつも通り後方からの競馬で脚をため、
３コーナー手前から一気に上がって行き、直線では粘るエイシンナナツボシを競り落として、
初重賞を手に入れました。
今日もすごい追い込みでした。常に後方から一気の末脚は見るものを圧倒します。
その脚質ゆえ勝ちきれない競馬が続いていましたが、
２４００ｍという長丁場でついに重賞を掴み取りました。
個人的にこの馬大好きです。

２着のエイシンナナツボシは、離れた３番手から道中早めに先頭に立つと、
直線では外から迫るエリモアラルマとの激しいマッチレースになりましたが、
勝ち馬の決め手に屈し２着でした。
今日はこの馬が勝ったかなとレース中に思わせる完璧な競馬だったと思います。
多少行きたがるところを見せましたが、それでも最後まで粘り切るスタミナはなかなかのものです。
今日は勝ち馬が強かったですが、まだまだチャンスは十分にあります。
今後も注目の１頭です。

３着のストライビングは、中団から勝負どころで一気に上がって行き、
直線もよく粘り３着でした。
２連勝中でしたが、正直なところ２４００ｍ向きの馬ではないと思っていました。
今日は折り合いもついてうまくレースができたのが好走の要因だと思います。
今日のメンバーでこれだけの競馬ができるようなら、
今後の重賞路線でも面白い存在になってくれるのではないでしょうか。
今後が楽しみです。