第３７回北斗盃、第５８回羽田盃。

明日２４日は門別競馬場で第３７回北斗盃が行われます。
ホッカイドウ競馬の開幕を飾る３歳３冠の１冠目で地方全国交流競走です。
昨年に引き続き優勝馬の馬主にはヨハネスブルグの種付け権が与えられます。
開幕なのでほとんどの馬が休み明けか他地区からの移籍馬という難しいレースです。

人気になりそうなのは、全姉に道営３冠馬クラキンコがいるクラグオー、
桜花賞では６着と健闘したシーギリヤガール、
水沢で行われた南部駒賞２着のミータロー、
昨年短距離を２勝しているリンノナイナーズあたりが人気になりそうです。

個人的な注目馬はクラグオーです。
道営競馬の結晶とも言える素晴らしい血統です。
血統表を見ているだけでご飯が食べられそうです。
道営のシーズンオフに南関東で３戦しましたが、
若竹特別では３歳馬には酷量の５８キロを背負っての完勝と、力をつけて戻ってきました。
正直なところ１２００ｍでは厳しいと思っていますが、
もしここを勝つようなら姉弟での３冠というのも夢ではないかもしれません。
壮大な夢ですが挑戦できるのはこの馬しかいないので頑張って欲しいです。


同じく明日大井競馬場で第５８回羽田盃が行われます。
南関東３歳３冠の１冠目です。優勝馬にはジャパンダートダービーの優先出走権、
５着までの馬には東京ダービーの優先出走権が与えられます。
出世レースとしても名高く、ここを勝って全国へと羽ばたいていく馬が多数いるレースでもあります。
一番印象に残っているのはオリオンザサンクスの逃げ切りでしょうか。
南関東４冠まで後一歩だったのですが、素晴らしいスピードを持った馬でした。
今年もここから名馬が出てくてくれるのか、今から非常にワクワクしています。

人気になりそうなのは、前哨戦の京浜盃を圧勝したジェネラルグラント、
同レース２着のアウトジェネラル、３着のインサイドザパーク、
４着のソルテあたりが人気になりそうです。

個人的な注目馬はインサイドザパークです。
ジェネラルグラントには前走大きな差をつけられてしまいましたが、
羽田盃は巻き返しの歴史でもあります。
２００８年京浜盃勝ち馬ののディラクエが敗れ、１０着のニックバニヤンが羽田盃を制しました。
今日の大井競馬は馬場が悪かったので、そのせいもあるかもしれませんが、
今年は何かひと波乱ありそうな予感がなんとなくしています。
重馬場得意のタイムパラドックス産駒の同馬が穴を開けてくれそうな気がしています。