第３８回赤松杯結果。

今日水沢競馬場で行われた第３８回赤松杯は、
８番人気のコンプリートが優勝、
２着に３番人気のスーパーワシントン、
３着に４番人気のヒカルジョディーという結果になりました。

優勝したコンプリートは、好スタートから単騎逃げに持ち込むと、
そのまま後続に影も踏ませぬような逃げ切りで、移籍２戦目にして重賞初勝利となりました。
今日は馬体がマイナス１６キロと絞れていたので、もしかするかとは思ったのですが、
まさかこのメンバーで勝つとは思ってもいませんでした。
JRA所属時には重賞にも挑戦したことのある素質馬がレースを使われて状態を上げていたようです。
不良馬場が味方をした逃げ切りで実力を疑問視する声も出るかもしれませんが、
自分でレースを作っての逃げ切りなので強い勝ち方だったと思います。
次走以降の走りに注目したいところです。

２着のスーパーワシントンは、２番手追走から前を行くコンプリートを追いかけましたが、
前が止まらず２着でした。
敗れはしましたが、今年に入ってからの好調ぶりには目を見張るものがあります。
１０歳にして充実期を迎えたようです。
近親にもフジヤマケンザンやワカオライデンといった息の長い活躍を見せた名馬がいる血統なので、
まだまだこれからも重賞でいい走りが期待できそうです。

３着のヒカルジョディーは、後方４番手からの競馬になりましたが、
不良馬場をものともしない末脚で３着に入りました。
今日のレースは前が残る流れだったと思いますが、よく追い込んできています。
昨年に続いての赤松杯連覇はなりませんでしたが、
十分実力を示してくれたと思います。
今後も自慢の末脚に磨きをかけて、レースで活躍して欲しいです。