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2013/06/07 23:28
第43回東海ダービー結果。
今日7日名古屋競馬場で行われた第43回東海ダービーは、
1番人気のウォータープライドが優勝、
2着に7番人気のホウライジェントル、
3着に4番人気のゴールドブラザーという結果になりました。
優勝したウォータープライドは、絶好位の2番手追走から、
直線では道中早め先頭に立ったホウライジェントルとの火の出るような叩きあいを制して、
見事第43代東海ダービー馬の栄冠を手に入れました。
最後は素晴らしい勝負根性を見せてくれました、ダービー馬にふさわしいレースだったと思います。
本当に名古屋競馬場では強い競馬を見せてくれます、レースを重ねるごとに先行力が増してきて、
レースに行っての安定感がさらに増してきた印象があります。
2歳時は牝馬の中でも2、3番手位の評価でしたが、
今年に入ってからはまさに充実一途、素晴らしい成長力を見せ、
ついには並み居る牡馬をなぎ倒し東海の頂点に立ちました。
これからは受けて立つ立場になりますが、
今のレースへ行っての勝負根性と勢いがあれば、
中央馬相手のジャパンダートダービーでも充分やれそうな雰囲気があります。
新たな東海ダービー馬のこれからに期待しましょう。
鞍上の兒島騎手は50歳にして初のダービー制覇となりました。
2100勝をあげている名手も近年は騎乗数が減ってきている中でのダービー制覇なので、
兒島騎手にとっても格別のものがあると思います。
新たな東海ダービー馬と50歳のダービージョッキーのこれからに期待しましょう。
2着のホウライジェントルは、気合を入れるも出足がつかず後方3番手からの競馬になりましたが、
スタンド前で距離を間違えたのかと思わせるような勢いで先頭に立つと、
直線では外から迫るウォータープライドとの激しい叩きあいに持ち込み、
僅差の2着になりました。
人気はありませんでしたが、今年のダービーを盛り上げたのは間違いなくこの馬です。
ゴール前でも差し返しに行く根性を見せましたし、優勝はできませんでしたが、
今回のレースは馬にとっても自信になったのではないかと思います。
ただ、課題をあげるとすれば、
レースを重ねるごとにスタート後の行き脚がつかなくなってきているあたりでしょうか。
いっそのこと今回のようにスタミナを活かして後方からのロングスパートというのも、
個性があっていいのかもしれませんね、見ている方は楽しいです。
これからも場内を沸かせるようなレースを期待したいです。
3着のゴールドブラザーは、気合をつけてハナに立つ積極策から、
道中マクってきたホウライジェントルを先に行かせ2番手につけると、
直線では前2頭には離されましたがしぶとく残り3着に入りました。
ある程度は前に行くだろうとは思っていましたが、まさか逃げるとは思っていませんでした。
大きく離しての逃げではないのでマイペースで運べたと思いますが、
今回は上位2頭が強い競馬を見せました。
2冠はなりませんでしたが、後続は離しての3着ですから充分な成績だと思います。
明るい栗毛に大きな作と派手な外見をしているので、
これからの活躍でさらに人気が出てきそうなグッドルッキングホースです。
これからは挑戦者の立場になりますが、気楽な立場でさらに上を目指して頑張って欲しいですね。
今日でダービーウイークも終わりを告げました。
寂しい気持ちもありますが、これからはまた来年のダービーを目指して若駒たちも続々デビューしてきますし、
ダービーを戦い終えた3歳馬たちもそれぞれ新たな目標に向かって走り続けていくので、
これからも楽しみはつきませんね。
真夏のジャパンダートダービーで各地のダービー馬が勢ぞろいするのが今からとても楽しみです。