336件のひとこと日記があります。
2013/07/04 01:21
第38回栄冠賞、第31回読売レディス杯結果。
2日門別競馬場で行われた第38回栄冠賞は、
1番人気のノットオーソリティが優勝、
2着に3番人気のパンパカパーティ、
3着に10番人気のエメラルナデシコという結果になりました。
優勝したノットオーソリティは、速めのペースの4、5番手を追走すると、
直線手応え十分に抜け出し後続の追い込みを退け、今年の2歳馬初の重賞勝ち馬となりました。
現地で見ていましたが、まだ馬も若い感じでしたので人気になりすぎているのではと思いましたが、
終わってみればハイペースを楽に追走し、余裕十分に抜け出すという力の違いを見せつける内容でしたので、
現時点での完成度というのは抜きん出たものがあったのかもしれません。
勝ちタイムも優秀ですし、これは函館2歳ステークスでも非常に楽しみな逸材だと思います。
来年と言わず、今年中に大仕事をしてくれそうな予感がします。これからが楽しみです。
2着のパンパカパーティは、スタート後やや後方からの競馬になりましたが、
直線よく追い上げ2着に入りました。
馬体もまだ緩いですし、気性もまだ子供といった印象でしたが、
直線は左海騎手の追いに応えるようにジリジリと伸びてきました。
まだ2歳なので何とも言えませんが、距離はもっとあってもいい感じがします。
将来性を感じる馬体とレース内容でしたので、
これから距離が伸びてきて馬体がしっかりしてくるようなら、
さらにいい競馬ができると思います。
おそらく来年の東京ダービーに出走してくる馬になると思います。
3着のエメラルナデシコは、最内枠からいいスタートを切ると、5、6番手の好位を追走し、
直線もしぶとく粘り、3着に入り波乱を演出しました。
既に4戦を使っていて内容も徐々に良化していたので、
人気薄でしたが充分チャンスのある馬だと思って見ていました。
内からうまく外に持ち出した伊藤騎手の好騎乗も光ったと思います。
馬体はやや小さめに見えたので、これからの上積みというのはあまりないかもしれませんが、
レース経験の違いでこれからも頑張って欲しいです。
あと個人的なことですが、三連単ごちそうさまでした。
同じく2日金沢競馬場で行われた第31回読売レディス杯は、
1番人気のセンゲンコスモが優勝、
2着に6番人気のメビュースラブ、
3着に2番人気のエーシンアガペーという結果になりました。
優勝したセンゲンコスモは、先行争いを見る3番手から競馬を進め、
直線では早めに抜け出したメビュースラブとの叩きあいになり、
アタマ差先着し、昨年の雪辱を晴らすとともに見事初重賞を手に入れました。
前走大井でのレース内容も良かったので、ひと叩きされて状態はまさにピークといった感じでした。
器用さの要求される小回りの競馬場で自慢の先行力を今年も見せてくれました。
おそらくグランダムジャパン制覇を目標にするのではないかと思いますが、充分可能性があると思います。
あと、父のトーホウエンペラーは現役時代好きだったので、産駒が活躍してくれて嬉しいです。
2着のメビュースラブは、逃げたデジタルゴールドを先に行かせると、
やや遅い流れの中直線早め先頭から、
勝ち馬とゴール前ギリギリまでの叩きあいの末2着に入りました。
惜しかったですね。スタートも決めて2番手からマイペースの競馬になった時には、
このまま残るかと思いましたが、今回は勝ち馬を褒めてあげましょう。
この馬も小回りで先行力を生かす形になると強い競馬をしますね。
距離はもっと短くてもいいかなという気もしますが、
今回のようにマイペースでレースを運ぶことができるようなら、
これからもいい結果がついてくると思います。
3着のエーシンアガペーは、中段から競馬を進めると、
直線は前との差がかなりありましたがよく追い込み3着に入りました。
ペースが遅かった分、もう少し前へ付けられていればといった印象を受けました。
短い距離でペースに戸惑ったというのもあったのかもしれません。
最後よく追い込んでいるだけに惜しい競馬でしたが、
不向きな展開の中3着に追い込んできていますから、力は十分に見せてくれたと思います。
次走は兵庫サマークイーン賞になると思いますが、
地元で巻き返してきてくれると思います。