ドバイワールドカップデー

いよいよドバイワールドカップデー。

日本のファンにとっては、シーマクラシックしか注目点がないだろう（申し訳ないけどケイアイレオーネやタイセイレジェンドではちょっと・・・）。JC以来の実戦でジェンティルドンナがどんなレースを見せてくれるのか。まさかのトレイルブレイザーなんてなったら、ひっくり返ってしまうけど・・・。ブエナビスタがわずかに差し届かずという残念なレースがあったけど、ジェンティルドンナは前に付けられる脚もあるので展開は向くはず。ぜひともハーツクライ以来の美酒を。

今年は、10年ぶりにドバイワールドカップへの日本馬参戦なし。最近、IFHAが発表した「世界のトップ50G1競走」では、ドバイワールドカップはジャパンカップ（10位）を下回り、宝塚記念（17位）とも大差のない15位。前にも書いたけど、タペタ馬場のあまりの異質さも影響しているような。まあ日本の馬場も十分異質なんだけど、それをも凌ぐ感じさえする。

今年は前哨戦を2連勝した地元馬ハンターズライトのためのレースになるのか。かつてワールドカップを席捲したアメリカ勢も、タペタ化以降はいいところなし。去年はゲームオンデュードが大惨敗（大出遅れのスマートファルコンにさえ先着されたのだから）に終わったが、アメリカに戻った後は好調で今年のサンタアニタハンデも制しているのだから、馬が弱かったわけではない。今回はケンタッキーダービー馬アニマルキングダムが出走するが、これも通じなかったら本当に来年以降アメリカからはまともな馬が参戦しなくなるのでは。ロイヤルデルタは去年大敗しているのに再度参戦ってのは、去年は調子の問題だったと考えてるのだろうか？