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2014/05/19 19:38
スマートレイアーとハープスター
ヴィクトリアマイルでは、1番人気に支持されたスマートレイアーが8着惨敗。馬群で右往左往しているまま終わってしまった感じでした。器用な脚がないから進路があるときに素早く脚を使えず、そうしているうちに他馬に先を越されて益々進路を失うという悪循環。結局のところ、この馬は大外一気でしか好走できない不器用な馬なのでしょう。それでは今の東京コースでは勝負になりませんし、どちらにせよ勝ち目はなかったように思います。
オークスでは、このスマートレイアー以上に不器用と思われる馬が登場します。もちろん、ハープスターです。桜花賞のレースぶりを称賛する声も聞かれるけど、私は逆にがっかりしました。経験を重ねても全く進歩のないレースぶり。むしろ、あの展開で差し切られてしまった他馬がだらしなかったと言える内容です。もちろん、オークスで対戦するのはその「だらしない同世代馬」、さらに最大のライバルであるレッドリヴェール不在なわけですから、それでも勝てる可能性はあるかもしれませんが・・・。
netkeiba.comの見出しでも、「世界へ向けて」と煽っています。しかし、騎手の指示に反応して素早く脚を使える器用さがなければ、凱旋門賞どころではありません。去年のトレヴは後方待機から勝負どころで一気にまくって先頭に立ち、そのまま押し切るという驚愕のレースぶりを見せました。ハープスターの末脚ならば、そうして先に抜けだした馬さえも大外一気で差し切れるとでも?そんな無茶な。
実際、なぜオークスを使うのでしょうか。ダービーに登録したことでも騒がれていた馬です。凱旋門賞を展望するならば、ダービーでさえも通過点のはず。それをしなかったのは、実は陣営もダービーでは通じないだろうと考えているからではないでしょうか。
さてどうなることやら。