孟徳ファーム日記本体ｺﾗﾎﾞ版"変革への決意"

ｹﾞｰﾄは眠りについてから夢を見た。

浅き眠りは続きその日見た夢を起きてからもはっきり覚えていた。

ｹﾞｰﾄ"ふぁ〜(-o-)"
"全く寝た気にならんかったな(--;)"
"……"
"しかし昨日の昼間といい夜といい俺はどうしちまったんだ…"
"しかし夢で見た孟徳はいつも見ているのとちょっと違ったし、周りにいる奴らとの熱意やｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝは自分達とは比べられない程信頼しあい厚い。"
"…"
"競争生活の中で今のままでは取り残されてしまう恐れがある…"
"自分達も更に上を目指すなら動かないといけないかも知れない！"


ｹﾞｰﾄが見た夢はもう一つの孟徳ファームの日々の光景だった。

現役のﾄﾚｰﾆﾝｸﾞをﾄﾚｰﾅｰにあたるｼｬﾅやｿｳｶﾞ達が管理して調教に勤しみ、それに応える。

厳しいﾄﾚｰﾆﾝｸﾞを終えると負荷を残さないように考えられた施設に皆で楽しく過ごしﾒﾝﾀﾙ面でもケアされていた。(この事に関しては趣味で作った施設が功をそうしていた)


現状出来立てのこの牧場は何もかもが足りなかった。

それを感じていたｹﾞｰﾄは昨夜の夢は十分影響を受けていた。


ｹﾞｰﾄ"ここは孟徳に話をするべきだな"

腹を括った面持ちで孟徳の元に向かった。

曹"ｹﾞｰﾄおはよう(^^)もう良くなったのかな?"
"でも無理しちゃいけないよ(;o;)"

ｹﾞｰﾄ"話をしにきた。"

曹"どうしたんだい?神妙な面持ちで"

ｹﾞｰﾄは昨日の出来事から洗い晒し話した。

曹"そんな事が起きてたんだ…"

ｹﾞｰﾄ"孟徳ここから真剣に話すから聞いてくれ!"
"孟徳!お前を転移させる!"

曹"転移?"
"どうやるんだい？"

ｹﾞｰﾄ"強い思念を抱き時空の歪みを生じさせてそこから送り込む。"

曹"えっ?でもそれって確証されてないよね(^^;"

ｹﾞｰﾄ"孟徳!これは今後を変える重要な事なんだ…分かってくれ!"

曹"えっ?でも無事に着くかも分からないだよね(;o;)"

ｹﾞｰﾄ"お前はﾘｰﾃﾞｨﾝｸﾞｼｭﾀｲﾅｰの資質を持ってるから向こうの世界でも記憶を保つ事は出来るはず。"

曹"りーでぃんぐしゅたいなー？"

ｹﾞｰﾄ"あ〜もういい!"
"お前はここで大人しくしててくれ"

煮えきれない孟徳を見て苛立ちを強めていくのを耐えきれずｹﾞｰﾄは表に出ていった。


精神統一し強くｲﾒｰｼﾞをし強く祈る。

ｹﾞｰﾄ"(運命石の扉よ開きたまえ!)"

強く祈る事により精神はすり減り思考も途切れ始めたその時!

空間に穴らしき物が出来た。


ふらふらになりながら孟徳の元に。

ｹﾞｰﾄ"はぁ、はぁ、孟徳!"
"ｹﾞｰﾄが開いたからこっちに来い"

問答無用で孟徳を引き摺り時空の歪みのとこまで連れてきた。

ｹﾞｰﾄ"この穴を潜れば向こうの孟徳ファームに繋がるはずだ!"

曹"えっ?でもまだ行くって決めてないし(゜m゜;)"

ｹﾞｰﾄ"ﾌﾞﾁｯ☆"
"いいから行ってこい！"

後ろ足を合わせて孟徳を蹴り飛ばし時空の歪みへ追いやった…

ｹﾞｰﾄ"向こう行ってしっかり学んで来いよ(^o^)"

"さて、後は向こうの孟徳をこちらに向かわせるだけだな…"

ｹﾞｰﾄは出来た時空の歪みに自分の思考ﾊﾟﾙｽを送りこちらの世界に繋がるように変異を行った。

ｹﾞｰﾄ"よし!これで万事整った(^o^)"
"しかし向こうの孟徳がこっちに来たらパニクらないように話をつけないとな(--;)"

一騒動が落ち着き一連の事をﾌﾞﾗｯﾄﾞには伝えておく事にした。