地獄行きのFAX（雑賀孫市）

約７年前にとある議員の先生の後援会事務所に１枚のFAXが届いた

それが自分の地獄行きのFAXになるとは夢にも思わなかった

自分や相棒だった明石には全く無縁の世界の話だった

後で判った事だが結局はその議員さんの秘書兼運転手だった方が金の間抜きをしたいが為に我々に持ち込んできた話だった

自分は、その議員さんを心から信じていた

だから、その議員さんの秘書兼運転手に問いました

この話は私の信頼する先生は知っているのか？と

秘書兼運転手は言いました

勿論、後援会事務所に来たFAXだから先生も知っていると

そして、私は更に言いました

貸すお金の額が額だけに少し考えさせてくれないか？

いくら、自分が心から信頼している議員の先生がらみの話でも大丈夫なのか？

本当に先生は知ってるのか？と

そして、秘書兼運転手は当然知っていると答えました

じゃあ、考える時間を少し与えてくれと言ったが期限は明日までと言われました

仕方ないので最後に本当に先生はこの話を知っているんだなと？再度真剣に問いました

答えは知っている！

だったので無理やり明石と金を作った

そして、一度目の返済の時に約束通り少し利息をつけて借り主は返済してきた

その時にこの話を持ち込んできた秘書兼運転手の方はキッチリと我々が返済してもらったお金の一部をリベートとして持って帰った

しかし、二度目の返済の日はそれから４、５年後の事だった

続きは後日に書きますがそのリベートを取っていった秘書兼運転手だった方が今では議員になっている

私や明石は地獄の生活をしている

世の中って理不尽なもんですね

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バカ人生奮闘日記</a>

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