我慢の人生でした（紀州犬の化身闘神雑賀孫市和尚）

結局、今になって考えれば我慢ばかりの人生だった

他人様から見れば自由奔放に豪快な生き方をしてるように見えたかもしれないけど決してそうではなかったよ

心臓の手術をするまではタチの悪い奴等には徹底的に闘いを挑みにいった

今は、そんな気力は自分のどこにも残っていない

例の件の相手方にも弁護士にも今までならムチャクチャに力の差を見せつけてから仲直りしてた事だろう

今回は、世の中の議員で唯一信用してた花田健吉先生を信頼し過ぎてしまったのが命取りになったんかもな

明石や竹元や山村にも迷惑かけてしまったしお袋や師匠にも何一つやってあげれなかった

良かれと思って花田先生が提案してくれたんやろけど国からの75000円と相手方からの75000円の１ヶ月15万円貰って客人になるというバカな話に乗ってしまった

結局は相手にヤカラな事をされて相手方の弁護士に交渉する機会さえ与えられないままやりたいようにやられてしまった

こうなっては鬼塚勝志の兄やんに義理を返すどころか自分に社運を賭けて考えてくれた起死回生の仕事も出来なくなって共倒れになりそうだ

鬼塚の兄やんは常々、我々は一蓮托生だと言ってくれてたのを本当に実行してくれようとしたんだよ

ＡＤＣの疋田さんも長年の付き合いで助けてくれようともしてくれた

でも、弁護士が刑事事件にすると言ってきたので待つしか自分には方法が無かった

相手方の弁護士に連絡しても話もしてくれんかったしね

元々は相手方のヤカラが原因で今回の騒動になった

最後は、話し合う機会は一度も与えられず被疑者にされてガサ入れされて仕事も出来なくなって終わりだ

和歌山らしいと言えば和歌山なんかなと思うよ

小悪党が栄える所だからな

手術なんかしなかったら良かった


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バカ人生奮闘日記</a>

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