孫市和尚の生き方（闘神雑賀孫市和尚）

皆さんは地下リングって呼ばれてた物を御存知ですか？

日本では太平洋戦争終戦直後から行われていたようです

簡単に言えばルール無しで相手が戦闘不能になるまで闘う古のコロシアムみたいな感じの試合です

最近は、もう途絶えたのかなと思ってましたがやはり密かに続いているようですね

しかし、海外には本当の殺し合いの試合がある

今でも普通に行われているのでしょう

日本の地下リングと同じで観客が金を賭けてるのでTVの試合なんかとは会場の雰囲気が違う

特に海外なんかは日本人の自分なんかが闘うとブーイングも凄かったし賭け率も偏って自分が勝つと大騒ぎだった

殆どの観客が自分に賭けてませんでしたからね

自分も今になって考えればその時に付き合ってる彼女やお袋に嘘をついて海外まで殺し合いの試合をしに行ってたと思うと本当の気狂いだったのかなと考えたりもします

でも、男としての本物の強さを求めると海外にしかなかったんですよね

日本のボクシングでブームになった兄弟みたいな出来レースなんか１つも無いんですから

日本円で僅か1000円にも満たないファイトマネーで相手は自分を殺しにくるような世界です

リングも無い

グローブも無い

レフリーもいない

闘う相手は対戦者と観客全員という環境の中で自分は闘い続けた

運良く今も生き抜いて自分は生きている

現状も形は違うが和歌山で同じような状況で闘っている

負ける時は死ぬ時だ！

自分は、そう考えて生きています

心身共にボロボロになっても未だに闘おうとする自分の生き方が良いのか悪いのかは解らないがこれが自分の生き方だ

今更、変える事なんか出来ません…


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