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2016/06/09 04:31
ストレイトガールとロゴタイプ。 今春のG
ストレイトガールとロゴタイプ。
今春のG1はこれに尽きます。
どちらも強い勝ち方でした。
そしてどちらも狂気のHalo3×4(4×3)
のクロスを持っています。
私的に、Haloの狂気さえ帯びた闘争心を
誇張復元するクロスだと思っています、
ことさらG1大舞台でさらに。。
ストレイトガールの豪脚。
ロゴタイプの一意専心、田辺Jの機転。
あれはモーリスが掛かり気味なのを察知し、スローからさらに超スローにペースを落としています。
それでもロゴタイプのアドバンテージは変わらない。。
スローの時点で他馬が詰め寄れば、もっとハナを競るはずだし、あそこまで遅くはならなかった。
ですからロゴタイプがゴール手前で二の脚を使えた、というより、そもそも差し馬的に弾けた、と言ったほうが的確でしょう。
要するに、後の祭り。
何度とある展開なのにね、、
とっさの判断力、自信や信念といったものもないと出来ないことなのかもしれませんね。
しかし、相対的に田辺Jが揺るぎない信念を持っていたからこそ出来た業と思います。
田辺Jにとっては何の変哲もないが、理想的な展開。
逆に超スローにまではめた時点で、完全に他馬を手玉に取ってしまったわけです。
1頭だけ内ラチを頼る漆黒の馬体。
82万円を握り、直線に入りまだアドバンテージがかなりありこれは残したかな、と。
それでも府中の長い長い直線なので半信半疑でしたが、
残200で一瞬ロゴが奮起したかのような豪脚でアドバンテージを広げた時にはもう。。
ワタシのキオクがヨミガエル、、
かつてサドラー系のシルヴァーペイトリアーク(Silver Patriarch)が制した’97英セントレジャーをまさに彷彿とさせる、残200からの豪脚。
ロゴタイプは残200辺りで一番加速して
います。
あの時のシルヴァーペイトリアークの場合は、200からと言うより
直線からロングスパートでゴール手前で一番加速しずっと突き放しています。
表現が変ですが、
どこまで行くの?的な恐るべしレースです。
2着ヴァーティカルスピードも脚を使って
追い込み、決してバテているわけではないがそのように見えるほどに差は縮まらない。
んー、これが私が知るサドラー系の真髄。
シルヴァーの場合、あれは3,000mの菊花賞に該当するレースですから比較になりませんが、真のサドラーステイヤーでした。
ロゴタイプの場合、スローで脚を余していたにせよ、あの最後の豪脚はやっぱりサドラー系だな〜、と実感したわけです。
だから余計に嬉しくて。。
自分の大好きなサドラー系が優勝したことが。
今でもSS系よりもさらに最強というのが自分の信念です。
既にそれはテイエムオペラオーやサムソンが証明していますから。
オペラオーが凱旋門賞に出走していたら、一番優勝の可能性のあった馬だと自分は思っています。
自分は、これから先、
日本のサドラー系産駒が凱旋門賞優勝を果たす日が来る、と信じて願っています。
田辺J
このレースに限っては、意志の強さが他馬他騎手とは決定的に違っていたわけです。
勝利への執着心。
それが奇跡のスパイス。