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2016/07/16 04:37
凱旋門賞
ここ10年は本当にダンジグ系やサドラー系の馬が圧倒的に強く、日本馬ではサドラーの血を持ったエルコンでさえあと一歩でしたから、壁は高いということです。
ナカヤマフェスタが2着出来たのは、まさに日本適性とは裏腹にこのダンジグ系デインヒルの血に負う面が多分にあると思っています。ナカヤマフェスタはおばあさんがデインヒルの血を持っています。
デインヒル自身はマイラーでしたが、デインヒルの血って、継いだダンシリやデインヒルダンサーなど、さらにその産駒はよりスタミナを強化されたステイヤーが多いです。これがデインヒルの偉大な点です。
しかし、デインヒルの血は日本には適合しない血統であることが残念です。
しかし、日本馬が凱旋門賞に優勝するとしたら、デインヒルの血こそが重要なファクターであることも言うまでもないです。
私的に、日本の凱旋門賞馬の一番近くにいたのは、たとえハナ差であろうとも、オペラオーだろうな、と思っています。
サドラー系というだけではなく、あのピッチ走法ならロンシャンにも適応出来たのではないか、と今でも信じてやみません。オペラオーの唯一''競争馬として''悔やまれる点だと思います。
何よりグランドスラムを成し遂げるだけの破壊力。こういった真の強さ も持ち得ていなければ凱旋門賞に勝つことは出来ないと思いますから。
サドラーの血は偉大だ。
ロゴ、シンハライトらの活躍は嬉しい限り、こういうサドラーやダンジグの血を持った馬ではなければ難しい。
マカヒキレベルが凱旋門賞に優勝したならは、オルフェがとっくに優勝してたはずだし、サガミックスの優勝時みたいに低レベルな凱旋門賞馬と言われるのがオチです。
2008の優勝馬ザルカヴァはダンジグ系やサドラー系の血を持ち得ていませんでしたが、それでも特筆すべきは生涯無敗馬でしたから、凱旋門賞馬たる強さの裏付けがあったと言えます。
もちろん3歳牝馬での優勝でしたから斤量有利も多分にあったかと思います。
比較すればするほどマカヒキレベルでは到底歯が立たない、厳しいと思います。
日本馬で優勝する馬もやはり、ダンジグかサドラーの血を持った馬だと思います。
その中で、
ハービンジャーはお国に戻ったほうが絶対産駒に恵まれるかと、なんだか日本に来たばかりに不憫に思えてきます。デインヒルの血は日本には向きません。。歴史、実績がが証明しています。(デインヒルが嫌いなわけでも非難してるわけでもありませんので念のため。)