138件のひとこと日記があります。
2017/05/21 19:41
2017 オークス
はい、お疲れ様です。
流れ的には昨日挙げた、’97セントレジャーSのシルヴァーペイトリアークそのものにソウルスターリングが重なった格好です。
ソウルのガッツに予感通りのレースで、もう笑いが止まらない。笑
あのレースは、時間があればぜひね、見ていただきたいと思います。
何度と記していますが、シルヴァーペイトリアークは自分が好きなサドラー系初期の馬です。
私的にはあのレースこそ、サドラー系の真骨頂を象徴する走りデアルと信じているからです。日本で言えば、菊花賞に該当するステイヤーのレースですが、サドラー系の持ち味は、やはり主戦場の中長距離レースだからこそです。
あのレースで残200mから先頭に立ち1完歩ごとに千切りゆくシルヴァー、内からヴァーティカルスピード、さらに大外から追いすがるザフライ。
後続双方も豪脚を使っていますが、シルヴァーは最速の上がりからさらに残200mから余る鬼脚を繰り出しているので、ヴァーティカル以下がまるで鈍っているかのようにも見えます。
底力ガッツがなければこれはなし得ない、
サドラー系特有の長所と思いますし、
これぞサドラー系だと私は信じています。
だから見ていただきたいなあと思います。
それとリンクして、
やはりソウルスターリングも、この距離であればきっと残200mからマイルでは見れないような面が顔を出し(=それがデインヒル<サドラー)さらに弾けるもの、と信じていました。
言わばサドラー系ならば出来る、サドラー系だからこそ出来る、という特性に裏付けた予想。
こういったファクターをも信じ切れないと大きくは買えないです。特性と言っても、あくまで、何を信じるかは各々その人次第です。
私的に、今日のオークスのソウルスターリングは収支以外にサドラー系の証データとして大収穫でした。これはソウル以外にも次へとまた繋がります。貴重なデータです。
さて、
セントレジャーを重ねた展開的には、残200mで内ヴァーティカルがフローレス、大外ザフライが刺客ハーツ産のいずれか、という、そんな展開流れで予想でした。
ただ着差的にはあれほど楽勝はならないばかりか僅差だろうなと見てたのですが、まさにセントレジャーそのもの!
ソウルがあれほどシルヴァー並みに突き放すとはさすがに、、もう鳥肌ものでシビれました。
ガッツがすごいです。さすが16冠ベビー、【サドラー系の証】を身を以って示した圧勝でしたね。
ソウルは非SS馬のクラシックオークス馬ですから、その意味でも大いなる勲章を得ました。
結果的には、セントレジャーのヴァーティカルがフローレスではなくモズカッチャンだったわけですが、
逃げ打ちは、ルメJも少なからずあると自分は考えていましたが、フローレスが行ったのもある程度想定していたので、驚きませんでした。
フローレスは逃げを打った分力尽きましたしそれなりに力はあるところが見れました。
モズカッチャンはやはりハービン産らしくやはり大舞台では今一歩感が否めない。あくまで相手なりというレース印象。
3着アドマイヤミヤビは、MデムJは今日は好スタートを決めました。完成度的に、やはりソウルに及びませんでした。
モズカッチャンを2着に残しましたが、今後逆転はコース馬場によって大いに可能だと感じます。