ショック！　キズナ骨折！

「キズナ　骨折」一瞬、何のことやらと頭が真っ白になってしまいました。嘘でしょ？でもなく間違いでしょ？でもなく、思考が停止してしまいました。
今年初めの早々の引退発表。まだダービー位しかビッグタイトルはないのにと怒りさえ覚えましたが、今年こそ凱旋門賞を制覇しての引退であれば、それはそれで最高の有終の美と考え直した年の初めでした。
日本で一番凱旋門に近いキズナ！　日本馬初制覇はディープの子供であってほしいという個人的な願望も込めてそう思いました。先日の春天でのキズナらしくない、今一つ瞬発力に欠けた走り、今はそうだったのかと納得もいきますが、あの時は、これで凱旋門賞、大丈夫？と不安にもなりました。　
さぞや痛かったことでしょう！　明後日手術が行われて、約半年の療養の予定と聞いていますが、骨折後の寒い冬の復帰は酷な気もします。
ダービーの子供らしさを残した心細気なウィニングラン！　そして凱旋門賞での一瞬夢を見た堂々たる競い合い！　日々成長するキズナを見ながらの一年だった気がします。
復帰後、もう一度凱旋門賞を見据えるのであれば、もう春天など無視してほしいと思っています。昨年の目標がダービーであったように、今度は脚元に不安を抱えての挑戦になるだけに、凱旋門賞に絞ったローテーションを組んでほしいと思います。
繊細で神経質だったディープ父さんと違って、結構メンタル面も今風な所もあるように見えるので、しっかり怪我を直して、今度は経験豊富な古馬として、また元気な姿でターフに戻って来てほしいと思います。
本来の主戦ジョッキーだった佐藤騎手も怪我との闘病中ですが、供に怪我を克服して、初めに戻って佐藤騎手とのコンビでの復帰もいいかもと考えます。
先ずは、手術の成功を祈り、しっかり静養して、万全な状態で、日本の世界に挑戦するキズナ健在！の姿で復帰してくれる日を願って止みません。