関屋記念、データ!!

昨年からサマーマイルシリーズの第2戦に組み込まれたが、施行条件そのものは、この10年変わっていない。
【重賞連対かG 1で３着以内】
まず連対の条件は、芝1600〜2000mで重賞連対かG 1で３着以内があること。例外は１着馬にはなく、２着馬に３頭。特に、１着候補には必須条件だ。なお、３着馬は11頭(同着１回)のうち、５頭がこの例外となる。
【１着候補は中７週以上馬を】
昨年はシリーズ第1戦の中京記念から大挙７頭が参戦、さすがに連対はしたが、勝ったのは安田記念組のドナウブルーだった。同馬をはじめ、中７週以上で臨んだ馬が10年で8勝しており、十分に間隔を開けてきた馬を１着候補に指名したい。
一方、連対馬20頭の前走成績を見ると、過半数の11頭が６着以下で、うち６頭が二桁着順の完敗。前走成績については、あまり気にしなくて良さそうだ。
【４歳馬が大きくリード】
年齢　　　出走数　　　通算成績
3歳　　=　５頭　　　　(0.0.1.4)
4歳　　=　22頭　　 　 (4.3.3.12)
5歳　　=　50頭　　　 (2.6.1.41)
6歳　　=　38頭　　　 (2.0.2.34)
7歳上　=　48頭　　　 (2.1.4.41)
年齢別成績は上記の通りで、4歳が勝率、連対率、３着入着率すべてで他を大きくリード。
今年も4歳勢に注目したい。
【大きな波乱はない】
1番人気は6連対。特に堅実というわけではないが、人気の上位２頭が揃って消えたのは10年で２回だけ。大きな波乱は期待しない方がいい。
【結論】
前走のエプソムC が２着だったジャスタウェイが主役。ここを目標に順調に乗り込まれ、末脚の破壊力はメンバー屈指。デビュー戦V を飾った新潟で、昨年２月のアーリントンC 以来となる重賞制覇を成し遂げる。

次週の重賞は関屋記念だけと寂しいですが、頑張りましょう。予想はいつも通り土曜の夜に書きますね。