お客様その１

私が働くコンビニに通う
お客様その１は
いつも不機嫌そうにやって来る。

店内に入ると、従業員の空気が変わる。
なにかと文句が多いお客様だ。

なぜか私をお気に入りのご様子で
私を横に付け、一緒に商品を選び、荷物を持たされる。
高級百貨店でもあるまいし、なんで？



お客様その１は言う。

(さとにゃん)は優しいから良いんだよ

と。


私はべつに、お客様その１にだけ優しく接している訳じゃない。他の従業員だって、きちんと接客はできるはず。
でも 仕事をしている者としては
お客様に褒めていただけるのは
まぁ嬉しい。


お客様その１は言う。

俺、若いコは苦手なんだよ

と。











(￣◇￣;)！！はぁ？？










そうですかぁ(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))








べつに私を気に入ってた訳じゃない。
ただ、話しやすいおばさん加減が
よかったようだ(-｡-;





少し動揺して、

ちょうどイイ年齢で良かったです？！


と、訳のわからない事を
言ってしまった(´Д` )









私、平気だからね（笑）

明日からも頑張るぞー(￣^￣)ゞ