恐怖の頭脳改革

俺に多大な影響を与えたミュージシャン、キース・エマーソンが亡くなったそうだ。

今からもう20年以上前、友達からEL&Pのアルバムを何枚か貸してもらい、ジャケットが気に入って『恐怖の頭脳改革』から聴いて、この大曲「悪の教典＃9」で完全にやられた。
俺が生まれる前の作品だということにも驚いた。

https://www.youtube.com/watch?v=fLS0Med0s6E

小賢しい説明は不要、とにかくすごいんだけど（笑）、三部構成の前半のギターソロがノスタルジックで、意表を突かれた感じがして、そこは特に気に入った。


キースのようなすごい人物が死んで、なぜクズみたいな俺が生きているのか。
俺が生きているのが恥ずかしい。


キースの死そのものよりも、自分自身の情けなさを改めて思い知り、泣けてきた。


でも多分、俺みたいなどうでもいい人間にも、なすべきことがあるんだよな。


何かやろう。


漫画描いたり、楽器やったり、小説書いたり、いろいろやっては挫折して。


でも、また何かやろう。


別に創作じゃなくていい、何かやろう。


とりあえず、生きよう。
生命活動を維持することは生きているとは言わない。
何かに向かって進む。
それが、人間が生きるということだと思う。


ありがとうキース、さようなら。
すごく尊敬してました。