465件のひとこと日記があります。
2019/06/18 16:30
先週の菜七子騎手のレース後コメント
(2019年6月16日 東京競馬場ホースプレビューにて撮影)
12日 川崎
9R フェアリースキップ 10着
「ゲートの中でチャカつく面が見られ、やや上に伸び上がるようなスタートだったものの、促し出していくとスッと反応して理想的なポジションには付けられました。外枠からの競馬で、道中キックバックや他馬のプレッシャーなどもなく、3角までは楽な感じの手応えできていたので、直線伸びを欠いたのは距離だと思います。テンションが高く、レース前の消耗が激しいタイプですが、今日のような重い馬場も苦にしませんし、前に付けれるだけのスピードもあるので、ワンターンの短い距離で行き切るような競馬ができれば変わっていいはずです」
15日 東京
1R コパノビアンカ 3着
「スタートはあまり良くなかったんですが、出していったら行き脚がついてハナに行けました。こういう馬場も苦にせず走ってくれたし、馬体が成長すればもっと良くなりそうです」
今回はスタートを決めると、内からスルスルと交わして先頭へ。直線もそのまま内目をロスなく通って逃げ込みを図ったが、ゴール前で一気に交わされてしまった。それでも、Dコースで楽に行けたこともあり、3着は確保した。
メンバーレベル D:完全タイム差、タイムレベル 設定不能
2R アサクサマヤ 1着
「直線に向くまでジッとしていましたが、脚抜きのいい馬場が合っているようですね。終いはいい脚を使ってくれました」
キビキビ周回。序盤は中団ポケット。勝負どころでポジションが下がるも、脚をタメて我慢。直線で大外へ。追い出されるとグイッと反応。残り100メートルで前を交わし切る。3キロ減も利いて待望の初勝利。前走までノリ騎手が教えてきてくれた競馬を、菜七子騎手が見事に成就させた。本当に良いタイミングで乗せて頂けたと思う。加速ラップを最後方大外一気という勝ちっぷりから、タイムランクEでも注目馬として取り上げられていたので昇級初戦に注目。
メンバーレベル D:完全タイム差 +0.9:タイムランク E
3R ラルムエトワール 12着
「返し馬の際に左前脚の捌きが硬い印象を受けました。スタートは良かったのですが、この不良馬場ということもあり、その後はあえて無理していません。ゴール入線後に違和感があったので、下馬して確認したところ、左前脚を跛行していました。申し訳ありません」
レース後、左前脚を跛行したため、直ちに東京競馬場の診療所でレントゲン検査をおこなったところ、競走中に左前管骨を亀裂骨折したことが判明。また、16日朝に美浦トレセン内診療所にて再度レントゲンを撮影し、詳しく検査したところ、亀裂が縦にかなり大きく入っており、骨片もいくつか見られるとのことで、競走能力喪失の診断が下ったため、残念ながら現役を引退することに。今後はJRA競走馬診療所に寄贈することになり、経過を観察しながら加療に努める予定。
10R ブルレジーナ 5着
「馬場を気にしていましたが、それでも最後までよく頑張れたと思います。もう少し、いい馬場状態で競馬ができていたら良かったですね」
再シャドーロール。仕上がる。出たなりに中団を追走。コーナーで少しポジションは下がる。直線だけのレースで馬場の中ほどへ。ジリジリと伸びて入着。
メンバーレベル D:完全タイム差、タイムランク 設定不能
16日 東京
2R サクラザチェンジ 4着
「トビが大きくて少しワンペースですね。東京の1600メートルという条件は合っていますし、最後までジワジワと脚を使って頑張っています」
集団の後ろでジッと待機して、3角から外へ出してジワジワ前へ。少しコースロスはあったが、直線入り口では前も掴まえそうな勢い。その割に追ってからが案外だった。
メンバーレベル D:完全タイム差 +1.2:タイムランク E
5R グレイトホーン 2着
「惜しかったですね。まだ幼いところがあるのでこれから良くなってきそうです。距離はマイルまでだと思います。1400mや1200mでもいいかもしれません」
余裕残しも好馬体。一歩目は遅かったが、軽く仕掛けると加速してゆっくりとハナへ。マイペースの逃げ。止まっている感じはなく、勝ち馬に交わされたあとも二枚腰を発揮。後続には3馬身差。
メンバーレベル D:完全タイム差 0:タイムランク C