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2016/01/12 23:36

年度代表馬がモーリスでいいのか!?

年度代表馬がモーリスでいいのか!?

しかも有効投票291票中モーリスが215票で、ラブリーデイはわずか55票。

一流馬は正月の金杯からは始動しないものです。
出走すればどうしても軽く見えてします。
しかしラブリーデイはそこからスタートして宝塚記念、天皇賞秋のG1以外にも、
中山金杯、京都記念、京都大賞典、鳴尾記念と重賞6勝しました。

G1・2勝とはいえ宝塚記念とジャパンカップの叩き台化した感の天皇賞秋しか勝っていない馬(ラブリーデイですね)は年度代表馬にはふさわしくない、とずっと書いてきましたが、いくらなんでもモーリスはないでしょう。

確かにG1は最多の3勝ですが、格上G1の『八大競走』(皐月賞、ダービー、菊花賞、桜花賞、オークス、天皇賞春、天皇賞秋、有馬記念)はゼロで、安田記念、マイルチャンピオンシップ、香港マイルと全てがマイル。

マイルをクラシックディスタンス(2400m)より下に見ているということはないのですが、
年度代表馬に選出された歴史的マイラーのタイキシャトルロードカナロアと比べたら、
格下過ぎます。

年間6戦6勝で無敗も評価されたようですが、内容は1000万→1600万→G3→G1→G1→G1
条件戦を2戦も含めて無敗と言われてもねえ…。

それなら秋全休とはいえ皐月賞、ダービーのクラシック2冠馬ドゥラメンテで良かったのでは。
実際、91年トウカイテイオー、92年ミホノブルボンはクラシック2冠だけで年度代表馬になっています。

条件付きで、年度代表馬候補は他にもいました。
ミッキークイーンがジャパンカップを勝てば、クラシック2冠と併せてG1・3勝で文句なし。
(年度代表馬になるために、エリ女杯でなくJCに出走したのでしょう)

ゴールドシップは引退レースの有馬記念を復活優勝していれば、天皇賞春と併せてG1・2勝。
競馬ファンのみならず投票者の感動も呼んで選出されていたでしょう。

最有力候補だったラブリーデイは一番印象が残るラストG1・2戦のジャパンカップ、有馬記念で失速してしまったのが惜しまれます。
勝てはしませんでしたが、ジャパンカップは3着で馬券圏内確保、有馬記念は5着で掲示板確保と最後まで一応の力は見せたので、モーリスよりはラブリーデイでしょう。

条件戦走って無敗(笑)のモーリスと違い、年間10戦6勝ですが負けたのは全てG1とG2
しかも掲示板を外したのは3000m超級で距離が長過ぎたG2阪神大賞典6着とG1天皇賞春8着だけです。

ディープインパクト、キンカメ、クロフネアパパネトゥザヴィクトリーカネヒキリなど
一流G1馬オーナーの金子真人氏(金子真人HD)は天才的超人的に『馬運』のある方です。

ラブリーデイで年度代表馬を何が何でも獲ってやる!』という暑苦しいタイプじゃないです。(だからこそ名馬が集まるし、相馬眼もあるのでしょう)。
そこが、2億円の高額馬を何頭も購入するセガサミーHDの「サトノ」の里見会長との違い。

良い意味で力みを抜いた「ダノン」の野田氏はシャンティ、プラチナでG1戴冠。
「ミッキー」が冠の妻・野田みづき氏はミッキークイーンであっさり牝馬2冠を達成してます。

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