【根岸Ｓ】◎Tカズン○ガンジス▲エーシン注セイク△テスタ

【第27回根岸Ｓ】東京ダート1400ｍ別定

明日の最終予想の前に、有力馬、狙い馬を検証します。


■過去10年の勝ち馬10頭中8頭が「重賞勝利」または「重賞で2回以上連対」していた。（2〜3着馬なら、重賞連対かオープン勝利でOK）。
→多数。


■過去5年の勝ち馬5頭は全て「JRA重賞またはOPのダート1400ｍ勝利」尚且つ「前走で5着以内」だった馬。牝馬は3着以内もゼロ。
【脱落】→ダノンカモン、ストローハット、トシキャンディ、スティールパス、メイショウツチヤマ、アーリーデイズ、ヒラボクワイルド

■過去10年の3着内馬30頭中18頭は、前走1着。
→ガンジス、※タイセイレジェンド(休み明け)


■過去4年の3着内馬12頭中9頭は、前走1400ｍ以上のレース。
（残る3頭は、単勝オッズ10倍未満）。
【脱落】→※エーシンウェズン、※ケイアイテンジン

■高齢馬が活躍。過去10年で、7歳以上が5回3着以内に来ている。
→セイクリムズン、ケイアイテンジン、ダイショウジェット、※ダノンカモン



【結論】
ガンジスは全ダ【4・2・1・0】とダートで3着を外したことがない。しかも東ダ【1・2・0・0】で1400ｍ【4・1・0・0】と完璧。斤量も前走より1キロ減の55キロ。負ける要素無し。

※唯一の不安要素は、前々走G3武蔵野Sでガンジスに楽勝したイジゲンが、次走のJCダートを2秒6差の15着(4番人気)と惨敗していること。（イジゲンがG1初挑戦でG1のカベにぶつかった、と解釈出来ないことはないがそれにしても負け過ぎ）。


トウショウカズンは、ダート1400m【6・5・1・4】で3着内率75％。父クロフネ×母フジキセキはダート1400ｍの複勝率42％。伯母に宝塚記念馬スイープトウショウがいる血統。昨年2着とこのレースに適性がある。昨年は8戦してG1フェブラリーS13着(9番人気)以外の7戦は全て3着以内と好走。ルメール騎乗もプラス材料。


エーシンウェズンは、ダート1400m【4・0・1・0】で5戦4勝3着1回。父トリッピは米ダート1400ｍG1勝ち馬。陣営はG1フェブラリーSに出るため「ココで賞金を加算したい」とこのレースに全力投入。


ケイアイテンジンは、ダート全7勝が10月〜2月という冬馬。7勝の内6勝がダート1400ｍ、さらに東ダ1400ｍは3勝というスペシャリストなので、※前走が1200ｍなのは目を瞑る。


セイクリムズンは、1昨年の勝利馬(2番人気)で、昨年は6着(3番人気)だがフェブラリーS15着(15番人気)後は交流重賞4連勝。さらにダート1400mは10勝している【10・3・2・4】。斤量58キロも前走統一G3兵庫GTを59.5キロで5着に入っているので心配なし。


メイショウマシュウは、全ダート【5・2・3・1】で３着を外したのは1回だけという堅実さ。しかもダート1400ｍ【3・2・3・1】と3着内率88.9％。※しかし今までで唯一3着を外したのが、東京ダート1400ｍの8着(3番人気)。もしかしたら東京ダートは苦手なのかもしれない。



ダイショウジェットとタイセイレジェンドは、勝利馬の条件「JRA重賞またはOPのダート1400ｍ勝利」尚且つ「前走で5着以内」を満たしている。※ただしタイセイレジェンドは初の59キロが気になる(58キロすら経験が無く、57.5キロは1戦して12着(3番人気)と惨敗している)



ダノンカモンは、1昨年は2着(5番人気)だが、昨年は1番人気で5着と馬券から外れた。1昨年はOP1着→OP1着からの臨戦だったが、昨年はG3武蔵野S2着→G1JCダート5着からの臨戦。今年はG3武蔵野S3着→JCダート14着と過去2年と比べて一番悪い成績。今回は馬券圏に入るのは無理と見る。自信を持って「消し」。



テスタマッタは、JDダービー、フェブラリーSとG1を2勝している。父タピットはBCクラシックなどG1を4勝したエーピーインディ系であり、APインディ系は過去2年の東京ダート【17・8・15・54】で複勝率43％。マイル以上に実績があるが、東ダ1400ｍも【1・0・1・0】とこなす。問題は59キロの斤量。今まで58キロで【1・2・1・3】だが、58.5キロは1戦して7着(1番人気)。少し不安は残る…。が人気がないなら狙いたい。



◎08トウショウカズン
○05ガンジス
▲01エーシンウェズン
注02セイクリムズン
△12テスタマッタ
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