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2013/02/17 07:09
◎フェブラリー◎グレープ○ワンダー▲テスタ注シルク△ナムラ
【第30回フェブラリーS】G1東京ダート1600m定量
ダートは息の長い世界です。
消耗の速い芝馬(日本の固い芝はそれだけ馬に負担をかけるのでしょう)と違い、強いダート馬はその強さをずっと維持して行けます。
JCダート連覇、フェブラリーSなどG1を4勝で引退したトランセンドは現7歳世代。昨年のフェブラリーSは、1着テスタマッタ、2着シルクフォーチュン、3着ワンダーアキュートと現7歳馬での1、2、3フィニッシュ。
昨今は間違いなく「現7歳がダート最強世代」です。
昨年のフェブラリーSの1、2、3着馬は今年も出走しており、3頭ともに重い印を付けます。
勝つのは、オルフェーヴル世代(6連勝してJCダート4着後に東京大賞典を勝ったローマンレジェンドも同じ世代)の5歳馬◎グレープブランデーと見ています。
前走G2東海Sを3馬身差圧勝。デビューから4戦2勝2着4回のパーフェクト連対でG1JDダービーを制した素質馬。管理厩舎もJCダート連覇、フェブラリーSなどG1を4勝したトランセンドと同じ安田隆厩舎。ダート馬のココ1番の仕上げには実績があります。
「最強ダート世代の現7歳馬」○ワンダーアキュートが対抗。ココまでG1を4連戦して来て、JBCクラシック1着→JCダート2着→東京大賞典3着→川崎記念2着と安定した成績。昨年の3着馬であり東京ダートマイルに適性も証明済み。前年のJCダート連対馬はフェブラリーSで【5・3・1・6】で、3着内率60%
▲テスタマッタも最強ダート世代の現7歳馬で、昨年のフェブラリーS勝ち馬。3歳時にはG1JDダービーを勝ち世代頂点に立った逸材。父タピットはBCクラシックなどG1を4勝したエーピーインディ系であり、APインディ系は過去2年の東京ダート【17・8・15・54】で複勝率43%
前走のJCダートで15着惨敗した△イジゲンは、常にゲート(駐立)の課題があり出遅れの可能性(JCダートでは特に首を激しく上下させスタートで大出遅れ)があり、買いたくないのですが、東京ダートマイル2戦2勝の実績の上、父エンパイアメーカーはG1ケンタッキーダービー2着で、G1ベルモントSなどG1・3勝とバリバリのダート血統。勝てなくても、2着、3着には突っ込んで来る実力はあるのでオサエ。
単勝1番人気のカレンブラックヒル。
先日のブログにも書きましたが、
初ダートでG1に挑戦した馬は
【0・0・1・20】
しかも、16頭が2ケタ着順、掲示板に入った馬すら、3着のトゥザヴィクトリー1頭だけ。カレンブラックヒルと同じくG1NHKマイルCを勝って臨んだ4歳のシンボリインディとグランプリボスは各々14着、12着に沈んだ結果が全てを物語っているでしょう。
クラシック実績のある4歳皐月賞馬ヴィクトリー15着、ダービー2着馬リーチザクラウン10着と王道組も、2ケタ惨敗。
カレンブラックヒル陣営は、
「大目標は安田記念でそのステップレースとして出走」
とハッキリ明言しています。
そんな甘い考えで勝てるほど
「G1は軽いものではない」
東京ダートマイルは特殊形態で、スタートが芝なので「一気にダッシュを付け、他馬を引き離し砂をかぶることなく逃げれば」勝機はあるとお考えの方も多いでしょう。だから単勝1番人気なのですね。
しかし僕は、直線ではダートでキレるテスタマッタ、グレープブランデー、シルクフォーチュンに差されると思っています。あるいはその前に3コーナー辺りで、エスポワールシチー、ナムラタイタン、ワンダーアキュートに交わされてしまうのではないでしょうか。
◎02グレープブランデー
○10ワンダーアキュート
▲14テスタマッタ
注16シルクフォーチュン
△04ナムラタイタン
△06エスポワールシチー
△08イジゲン
【3連単】
軸2マルチ=4、6、8、10、14、16